2020年3月7日土曜日

「まちをかける」を紫苑会に寄贈/創造的コロナ対応?

先日届いた書籍「まちをかける」を3年(17)岩奥ゼミ長が同窓会「紫苑会」事務局に寄贈してきたようです。
同窓会のFacebookで紹介されていました(ということを紫苑会事務局から教えてもらいました^^)。


同窓会で何かの役に立つとも思えない書籍ですが(笑)、卒業生のことも掲載しているのでまあ何かの情報にはなるでしょう。
 

この本で一番多くのページを割いているのは玉名市との連携部分なので、来週には玉名市の関係者に配布する予定でしたが、コロナウィルス騒動で予定していた会議が中止になり、持参できなくなりました。
4月の第2週に開催予定の会議でさえも保留(場合によっては中止)となりました。
こんな時期に主催者も火中の栗を拾うこともないでしょうから会議中止は当然の判断かと思います。
来週の会議については、事前にもらっていたら資料を読みそれに対して書面で意見を伝える形で会議が行われました。
テレ会議というか、文通会議です。^^

どういったルートで感染するかがまったくわからなくなってきているので、注意をするのに越したことないですね。
玉名の関係者の皆様には、コロナ騒動が落ち着き、玉名に出かけることができるようになってから書籍を持参したいと思います。

コロナ騒動はここしばらく沈静化することは難しくなる気配です。
熊大は3月下旬の卒業式を中止、福岡女子大学は4月の授業開始を半月遅らせるなど大学でも積極的な組織対応がでてきています。
熊本地震の時、私は教務・学生支援面での責任を負う立場でした。復旧に向け(色々なことを受けながら)色々な対応をしたことを思い出します。
今の状況はその時(あの時は熊本県内限定でしたが)と似ています。
非常時という意味で。
ただ、現在はあの時はよりも影響が遥かに広いエリアなので関心のレベルがかなり高く、なので熊本地震の時以上に諸々の注意が必要ではないかと感じます。
ゼミ生は、こんなとき、大人たちがどう行動するのかよく見て勉強しておくといい。
将来、自分たちがこうした危機的状況に立つことになったとき、どう行動した方が良いのか、そのためのヒントをたくさんもらえるでしょうから(社会問題として卒論として取り上げ、研究するのもひとつの手かもしれません)。
 
ガリラボでは、感染の機会をできるだけなくす努力を今後もやっていきます。
打合せはできるだけネット上で、キーボードの定期的消毒、どうしても出てくる必要のある時は石鹸での手洗い厳守、またひょっとして風邪かなと思ったら来室しないこと等々、個々人でやれることは最大限やっていければと思っています。

上でも述べたように、そしてせっかくの機会なので、こうしたコロナ対策の過程を利用して、これまでのやり方を反省的に振り返り、新たなやり方を創造していければとも思っています。
小学校ではZOOMとか使ってのオンライン学習が急激に発展する可能性もありえます。
子どもたちはほっておいても習熟していくでしょうが、一番手ごわかった先生たちが習熟せざるをえない状況になっていきそうです。
特に4月以降も今の状況が続くことになればなおさら。
一気にオンラインの流れが加速しそうです。
ただし、コロナ騒動が終わった後、子どもたちは学校に戻ることになるでしょう。
そうなったときに大事なのがオフラインのあり方。
オンラインをもしも十分に体験した後では、オフラインが従来と同じではまずい気がします。
一度オンラインの味を味わってからオフラインが元と同じであるはずがありません。
オフラインの在り方を、今から考えておく必要もありそうです。
大学の授業とかも、この機会に一気に革命へと突き進ませることもありえるかも。
もう私自身は先はないのであまり関係はないのですが、最後にそうした変革を体験してみようかと、思わないでもありません。

色々な場所で、現在の問題に対応しつつ新しいこと生み出す動きが起きているのだと思います。
そうした行動を「創造的コロナ対応」と呼ぶのもよいかもしれません。





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