本日は前期入試の日。
わが学部は2次試験を課していないので、入試業務はなく、静かに
エアタグデータの編集作業に没頭しておりました。
今日も膨大な作業量があり、3年(08)大塚、坂本、矢田には協力依頼。
朝から出てきてくれました。
4人で分担して、研究室に完璧に籠ってひたすら作業。
大塚が過去の玉名の写真をスキャナーで読み取り、現在の風景と
比較するエアタグ作成をやっています。
坂本はデータの全体的なチェックと持ち帰った動画をエアタグ用に
15秒以内に収める編集作業。
矢田はPhotoshopで持ち帰った画像を加工しています。
言うこと聞かないと怒っていましたが、きっとPhotoshop側も
矢田のことをそう思っているに違いありません。
物理の分野だけでなく、相対性原理はここでも成り立ちます。
大塚はスキャンの傍ら、ペンタブ(OG(06)中村が卒業時に寄贈してくれたもの)を
使って矢田と同じくPhotoshopを利用して猫のイラストを書き加えています。
温泉猫の写真がほしかったので、前回玉名に出かけたとき、現れるはずの場所で
カメラ片手に30分粘りましたが、暖かったせいもあり、温泉猫は姿を見せませんでした。
それで仕方なく、エアタグの画像用のイラストを大塚に依頼することになったわけです。
出来上がった温泉猫のイラストです。本物の猫を撮るより、こっちの方がいいですね。
一種のARだからでしょうが、たぶん。
3人の作業と並行して、私はすべてのデータの整合性を取る作業に追われ
ていました。
気づいたら夕方。
一応の完成はみました。
最終的に作ったエアタグを数えたら「99」個でした。
3桁に到達せず。
残念ながら当初の目標をかなり下回っていますが、とりあえず今回は
これが限界でした。
次年度、頑張ります。
明日、最後のチェック作業を大塚、坂本と朝からやります。
午前中には終わらせるつもりです。
ということで、17時ぐらいに本日は解散。
その解散の少し前、16時ごろOG(04)井口がやってきて久しぶりに
仕事以外の話を長くしました。
もちろん3年生が解散した後に話し込んだのですが、最後には何故か
言語習得ということの意味について議論することになったのでした。
言語というものを考えていくと究極的にはアイデンティティの問題、
参加の問題と切り離せなくなること、そしてそういったことを踏まえると、
言語を習得していくというのはどういったことであるのかその深い意味
について語ったのでした。
大人が学ぶというときに、何らかの「武器」が必要になります。
大変重要なポイントです。
結局、2時間ほど熱弁をふるうことになりましたが、深い納得を得てくれ
たように私には見えました。
それにしても昨日もですが、今日もこれほど卒業生にレクチャすること
になるとは思いもしませんでした。
お返しにと、明日の昼、作業している私たちに差し入れをすると約束して
井口は帰っていきました。
明日が楽しみです。
春休みもなかなか活発なガリラボです。
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