2011年2月26日土曜日

エアタグデータ完成とOGからの差入れ

6月より続けてきた玉名市でのARツーリズム開発プロジェクトですが、
ようやく本日エアタグデータすべてのチェックを終えて、業者さんの
方にデータを送りました。
ほんとに長い道のりでした。
 
3年生を主力とするガリラボチームが玉名市内でのフィールドワークを
何度も重ねて、地域遺伝子発見に奔走し、数多くの情報を持ち帰って
きたのでした。

膨大な情報を整理し、エアタグのデータとして加工し、100個ほどに
まとめることができました。
 
エアタグは現在だけでなく、過去と現在とをつなぐため古い写真も用い
てあります。
歴史博物館へのインタビューを通して写真の位置を特定し、エアタグと
して設置する経度・緯度を調査していきました。
 
ちなみに、この写真は昔の玉名温泉街です。現在とは比較にならないほど
湯気が立ち上る湯治場のような雰囲気だったようです。
ツーリズムとしてもですが、ガリラボとしては、地域の人たちがこの写真を
現在の風景と重ねながら、地域資源というものについてのコミュニケーション
を巻き起こし、そしてリフレクションまで引き起こすことができれば、この活動
の成果はあったと言えると考えています。
もっともそれは(たぶん)簡単なことではなく、これからのガリラボの活動にか
かってくるだろうと思います。


最終的に、玉名市の高瀬地区と玉名温泉地区は、通常の空間が100個の
エアタグによって意味づけをされ、セカイカメラによるツーリズムはそれまで
とは違う玉名の顔を旅行者に見せることになるでしょう。
どういった効果を生み出すか、大変楽しみです。
 
最終的なチェック作業を朝から3年(08)大塚、坂本そして私の3人で行いました。
ひとつづつ、ディスプレイに表示させながらの検討会議でした。
昨日も根を詰めてやったので、今日は簡単に終わるだろうと考えていましたが、
結局、3時間ほどかかりました。
 
この作業をやることを知っていたOG(04)井口が昼食の差入れを持って
きてくれました。
手作りお弁当です。
念のためということで、正露丸も持参してきておりました。
 

 
13時過ぎ、差入れを有り難くいただきながら、雑談の花が咲いたのは
言うまでもありません。
 
初めて井口の手作り料理を食べましたが、意外に美味しいんです、これが。
(作業に集中し、お腹が空いていたからでしょうか??)
あっという間に、3人で全部平らげてしまいました。
 
幸いなことに正露丸の出番はありませんでした。
 
     ↑ ↑ ↑ ↑
もちろん冗談です。深く感謝をしております。どうもありがとうございました。
 
昼食後、井口にも先日のリーダーシッポ論を話しましたが、大変好評でした。
一部にはこの話は使えそうです。^^;
 
 

2 件のコメント:

  1. おめでとうございました。
    打ち上げをしなくてはですね。

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  2. 確かに。やりましょう!
    ただし、現地でのチェック作業と12日のUst放送が終わってからですね。

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