2013年2月20日水曜日

毎週自転車でやってくる子が生成したこと

4年(09)中島が手にしているのはSuicaなどのためのカード入れ。

「miss you」と書かれているカード入れは、中島が毎週通っている
ワンネスさんからお別れの意味で昨日(2/19)もらったものだそうです。
昨日で中島がお邪魔するのが最後になる可能性が高かったからです。


これをもらいましたと聞いて驚きました。
そこまで仲良くなっていたのか、と。
ワンネスさんの情報誌をもらうために、毎週、自転車で大学から菊陽町
まで往復だけでも2時間弱かけて通っていたわけです。
人が人に感動するのはその背後にある膨大な努力を無意識にでも感じ
るときというのが私の考えですが、ワンネス編集部の皆様も、中島のこ
の自転車で通うと言う非効率=無駄とも思える、膨大で偉大な努力に
ちょっとした畏敬の念を感じられていたのではないでしょうか。
大人だとどうしても効率が優先します。そこにあえて非効率さで挑む。
大学から毎週自転車でやってくる子」である中島との距離感は非常に
近いものになっていったのでしょう。
大学から毎週自転車ででかける子は、こうしてワンネス編集部さんとの
絆を深めていきました。
中島は、このことを通して、人とどう接していけばよいかについて貴重な
深い学びを得ただろうと思います。

菊陽での活動をまとめた冊子のタイトルは
  地域の記録と絆生成/再生に向けた地域メディア
としましたが、中島の行動を見ているとこれは違っているかもしれません。
地域メディアによってではなく、それを作ろうとしてリアルな空間を自転車で
走って会いに行き、またカメラを回すために会いに行く、そういったFace-
to-Faceの活動が絆には不可欠であることを中島の行動は教えてくれます。


ちなみに、私がワンネスさんのことをこうして知っているのも、中島が
やってきて「先生、今日はこうでした・・・」と私が仕事しているすぐそばに来て
何気なく話していくからです。
無意識でやっているかもしれませんが、ホウレンソウというやつです。
きくりん人の活動を始めて2年以上。
ほぼ毎回すぐ近くにやってきて状況などを上手に話していきます。
2年以上に渡って行われたこうした反復が、私自身の中にきくりん人への思いを
生み出すのと同時に、その活動支援へと私を促していったように思います。
ここでもひとつの絆の生成が行われ、それによって駆動されて70頁ほどの(ちょっと
大変な)論文集作成という結果に至ったのではなかろうとか考えています。
 

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