菊陽の活動の報告書を推敲しながら、もうひとつ別のことも・・・
2月1日の合同ゼミで、2年生は2度目の自己紹介をしてもらいました。
今回は特に独創的な自己紹介をしなさいとの指示を与えていたので、
それをじっくりと観察していると、それぞれの個性がどういったものか
かなり理解することができました。
2年生自体も、他の2年生がどういう人たちかをかなり理解できたはずです。
ということで、自己紹介の翌日までに、3年生になってから自分たちのゼミの
リーダー(ゼミ長)は誰が良いかを推薦してもらいました。
ついでに、自己紹介や3年生の発表の感想も簡単に書いて送ってほしいと
伝えていたところ、その表現も色々です。
決して同じものはありません。
これも個性というものでしょう。
推敲の合間に、出そろった結果を見ながら、私のイメージするリーダーと
一致するのが誰だろうかと思案しています。
私のイメージするリーダー像は、前のガリラボ通信で
リーダーシッポ論(2011/10/29)
として書いています。
この中の立教大学のサイトで説明されているリーダーシップについて改めて
下に引用しておきます。
リーダーシップというと、カリスマ性を持ったリーダーを思い浮かべる人が多いかもしれません。
あるいは、リーダーシップを役職に付随するものだと思っている人もいるでしょう。
しかし、天性や権限がないと発揮できないリーダーシップは、特殊なリーダーシップに過ぎません。
社会のあらゆる場面において、とりわけビジネスの現場で必要とされているのは、他人に気を配り、
小さなチームをまとめて全体で成果を上げることができるスキルをもった人材です。
実はこうしたスキルこそが重要なリーダーシップなのです。
簡潔で実に優れたリーダーシップの定義かと思います。
リーダーって、実は、それほど目立つ存在でなくてもいい。
エビフライのシッポから派生したリーダーシッポの話は2011年に書いたガリラボ通信
なので、もう09、10、11ゼミ生は読んでいないか、読んでいても記憶にないだろうと
思います。
この機会に読んでもらえるとうれしい。
特に就職活動に向かっている10ゼミ生には読んでほしい。
また、ガリラボで新しく活動を始める11ゼミ生もリーダーシッポ論を読み、何をして
いけば良いのか考えておいてくれると有難い。
「何をしてくれるんですか」という子どもの思考を卒業し、「こういったことをやって
いきましょう」という感じの大人の思考に脱皮して3年生になってきてほしい。
リーダーの意味について、次のガリラボ通信でも書いています。
ガリラボ内の複数ユニットの意味(2011/10/4)
企業がなぜリーダー経験者が欲しいかという話題をここで取り上げています。
世の中は、白黒はっきりせず、グレーの部分が非常に多い。
論理的な頭の良いだけの人はそこでは無能です。
そうした領域を手早く処理していくには、実質的に前に進んでいくリーダーシップに
溢れた人でないと難しい。
・・・と、つい無駄な話(エビフライのシッポ)を書いてしまいましたが、当面の
課題は11ゼミのリーダーを誰にするかです。
ゼミ生のフォローができそうで、そして私との関係もうまくやれそうな人物。
推薦の結果を参考にしばらく考えてみて、後期の定期試験が終わる頃までには、
決めようと思っています。
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