10・11合同ゼミ(2月1日)後半です。
後半は、3年生(10)が後期に取組んできた県北NAVIプロジェクトの
成果発表会と対面式。その様子をフォトアルバム風に紹介します。
県北NAVIは、県北の地域資源を多様なメディアでするというプロジェクトでした。
3つのチームが独立な内容ですが、互いに競い合いながら高いレベルを目指したものです。
私から指示したわけでありませんが、ゼミ生の方がよく分かっていて、発表は創意工夫した
ものでした。
会場である大演習室を時間前に覗いたら、チームごとに発表前に入念な打合せが行われていました。
さらには数日前から、この場所を借り、リハーサルを繰り返してもいたのです。
内輪向けの発表に関わらずです。
凄くないですか。
ここまでこだわるガリラボのゼミ生に圧倒されました。
これは対面式で行うクイズ大会のための準備です。入口の受付で2年生以外に
用紙にニックネームを書いてもらっています。
16:10、3年(10)吉村の司会で合同ゼミが始まりました。
冒頭、(前に小さく見えますが)田中10ゼミ長の挨拶。そして、11ゼミ生の
自己紹介と続きますが、この辺りはひとつ前のエントリーをご覧ください。
県北NAVIプロジェクトの成果発表会の開始です!
観光案内板改善プロジェクトのリーダーの3年(10)石原から、県北NAVIプロジェクトに
至った経緯について説明がありました。
詳しい説明は省略しますが、一言で言えば、県北NAVIは、案内板プロジェクトで行って
いる領域のずっと先を見越して行うもので、地域振興局や市町村の関係者にこういった
やり方もあることを紹介しようとの思いで始めたものです。
県北NAVIの対象地域は玉名市、荒尾市、和水町の3つ。それぞれについてチームを
作り、それぞれのチームが独自のスタイルでNAVIのための「まちの表現」に取組みました。
最初に登場したのは玉名市チーム。
このチームはパンフレットに音声を載せて、パンフレットを見ながら周遊する観光客に
その場所を音声で紹介していくもので、パンフレット内にサウンドスケープの風景を
埋め込むことを目指したものです。
メンバーは3年(10)吉村(リーダー)、清原、入江、千々和。
このメンバーで玉名市の「うろんころん高瀬」ツアーを題材にそうしたパンフレットを
作成しています。
これの紹介がまた音声! ラジオの公開放送の形で紹介を行っていきました。
オールナイトニッポンの軽快なBGMで、3年(10)入江の巧妙な話術で始まった
紹介は、すごく面白いやり方でした。
この紹介をやっていく中で、これまで隠れていた、この二人(入江と千々和)が少し
頭角を表してきたように感じたのは私だけでしょうか。
ボケ具合が非常にいい。地のままなのかもしれませんが、良い味を出していました。
高瀬の飲むお酢の紹介のコーナーでは、本来5倍ぐらいに薄めるらしい
ものをそのまま飲む千々和です。
飲む前、「怪しい匂いがしますねぇ」とか言いながら飲み、飲んだ後、むせている
いようでした。笑
2番手は荒尾チーム。
万田坑を題材に、それを案内版に組み込んだQRコードによって開く雑誌によって
紹介していくというものです。
荒尾チームは、3年(10)保坂、島本、辛島、田口、そして漆島。
発表の開始です。
このチームは成果を「寸劇」で表現しました。
慣れないセリフを言いながら、ネット上にアップされているこの雑誌の使い方を
紹介していきました。
雑誌は、なんと、、、英語バージョンも作ってあります。
下図は、左が表紙、右が裏表紙です。
英語版雑誌については、漆島が外国人になりきり、英語だけ使った寸劇で
紹介していくと言うものです。
これまでのガリラボでは見たこともない寸劇でした。
なお、手前の島本が漆島の会話を、翻訳したものを会場には見せていました。笑
徹底して寸劇にこだわって紹介した荒尾チームでした。
最後が和水町チーム。
このチームは3年(10)森本(リーダー)、石原、五島、田中、丸山です。
メンバーがあまりにもしっかりしているので、私は居なくても大丈夫という
森本リーダーが冒頭だけ登場しました。
このチームはテレビ番組風の紹介形態を使っていました。
イヤホンをしたAD風の人も準備されています(ちなみに石原です)。
このチームが作った情報に誘うインターフェースとして作ったのが、三つ折り
パンフと割り箸入れの袋。
パンフは自宅に戻ってから威力を発揮させたいとの意図を込めて作ってあります。
帰ってから、時間のある時に、そのパンフを開きQRコードを読み取れば、そこで
旅してきたことをテレビレポーターの取材によって振り返ることができるというもの。
またもうひとつの箸入れの袋は、食事の待ち時間を利用して情報を見てもらう目的
で作ったもので、広告でいうユーザーとの「コンタクトポイント」について考え抜いた
末にひねり出したアイデアです。
五島デザインによる箸入れ袋の原紙。これを大量に印刷し、みんなで内職仕事を
して、大量に作ったようです。
この日の発表会ではその割り箸を全員に配布し、このチームの成果を表現して
いました。
私は不要だと言ってたリーダー森本ですが、そんなことはありません。
ここで登場!!
手慣れた手つきで、割り箸配布。 極めて上手でした。
その後、ジャパネット・●●風にパンフレットなどの紹介を行っておりました。
ここではADが石原から田中に交代していました。
3チームの成果発表会が終わりましたが、どのチームにも度肝を抜かれました。
いやーー、ガリラボの連中は面白いと、思いました。
とても、私にはあんなことはできません。
若さには、やはり潜在的なパワーが宿っています。
これが上手に発揮されるようにしていけば、非常に有益なことを沢山できるはずだと
確信しました。
最後は対面式。
これも少し変わっていて、上級生のニックネームを新人の2年生が当てるという
ゲームです。
受付で上級生が書いた自分のニックネームを2年生が引いていきます。
で、上級生のトップバッターは一番端に居たM1(12)坂本。
坂本のニックネームを引き当てていたのは2年(11)小山でした。
ちなみにニックネームは「りょうへいさん」だそうです。
ちょっと違うのではないかと思いますが、どうでしょう。。。
村中09ゼミ長です。
感覚なのですが、2年生の一部は村中ゼミ長というのは、津曲ゼミのゼミ長と
思っていたのではないかとそんな印象を今持っています。
確かに。
あまり知らなかったら、ゼミ長と言えば「津曲ゼミの長」と考えても不思議では
ないですね。
実際、村中の場合、学年を越えて指示する、そういう風格でしたから。。。
ゼミ長と言えば、全て学年別の概念という常識に囚われていた私には、
この勘違いは目から鱗でした。
新人とは何もできないわけですが、しかしそのことがそれまでいる人たちに自分
たちの考え方を再確認させる力を持っている。
大学が新しいことに挑む原動力となっているのは、ひとつがこうした新人の存在、
そして組織の新陳代謝が極端に激しいということにあるのではないかと考えています。
さて、最後に少しだけ私が講評し、10・11合同ゼミは終了。
時計の針はすでに18:20を指していました。
この日の運営をすべて行った3年生(10)で最後に道場にて記念撮影。
入江はバイトのため急ぎ帰ったようです。^^
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