2014年1月7日火曜日

ゼミ生からの3つの報告をもらって

新年オープン二日目のガリラボ。

4年生は卒論作成中。今日で4人が完成しました。
残り学部9名、院生2名です。

さて、今日、いくつかの報告が私に届きました。それぞれ、この場で紹介したいと
思います。

①チームJob's代表3年(11)藤本から
昨日のチームJob'sの打合せ内容を3年(11)藤本がまとめ、早朝、メールで
送ってくれました(↓)。
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昨日のTeam Job'sのミーティングの内容について簡単にご報告します。
昨日は次回のI.cafeの企画について考えました。
その中でI.cafeのインプロを行う際の課題と実施してみたいことが見つかりました。
------------------------------【課題】------------------------
・「インプロする組織」では組織を揺さぶっていたが、
I.cafeで対象としているのは社会人と学生であり、この2者は組織と言うよりも「社会」に近く、
インプロが解決できるとされている組織社会化による過剰適応が見えにくい。

・本書に挙げられていたインプロの特徴である心理的安全は
組織のメンバー同士ではない、当日初めて出会った学生と社会人との間にも形成できるのか?
(初対面の人には遠慮する参加者も多いでしょうし、
逆に今後は会うこともない赤の他人だからと遠慮なしに、又は適当にする参加者も
出てくるのではないかということも考えられます。)
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このようなことを踏まえると本書で取り上げられているインプロの例をそのままI.cafeで活用することは
出来ない様に思えました。本書とは少し違った切り口のインプロを行う必要があるようです。
-----------------------------【実施してみたい事】---------------
・参加者は県立大学生とジョブカフェから依頼を受けた企業ではなく、応募のあった人にする。
(今のやり方だと学生も社会人も「お願いされたから来ている」といったものがあり正直主体性がありません。
主体性がなければプレイフルにもなりにくく、I.cafeのリピーターにもならないと思います。
参加者が数名になってしまってもいいので、公募して応募してくれた方に参加してほしいと考えています。
それこそ、他大学の学生、主婦、高齢者、高校生なども参加してもらっていいと思います。
小規模でもいいので夏休みに参加した阪大の「ラボカフェ」のようなものにした方が
より自然なコミュニケーションの機会になると思います。
今のままだと就活イベント擬きから抜け出せない気がします。)
・(可能ならば)I.cafeの会場をジョブカフェにする。
(上で書いたように色々な立場の人も参加者とする場合は交通の便が良いところが良いでしょうし、
ジョブカフェ自体の宣伝にもなり雇用環境整備協会の希望にもかなう気がします。)
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課題や実施してみたい事はぼんやりとは見えてきましたが、
社会人と学生にはどの様な気付きや学びを得て欲しいのか、
どの様なインプロが、ワークショップがより良いコミュニケーションの場のデザインに活かせるのか、
どの様な企画が魅力的なのかといったものを急ピッチで考えていかないといけないようです。
チームJob'sだけではどうしても知識やアイディアが不足してしまいますので、
来週か再来週のミーティングには先生にも参加して頂きたいと思っています。
お忙しいとは思いますが宜しくお願いします。
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こんな丁寧な依頼であれば、断れるはずもありません。また日程調整もしてくれ
ましたので、来週、Job'sのミーティングに参加することにしました。
議事録をちゃんと読み勉強してから参加したいと思います。^^
 
②2年生(12)のゼミ会議記録係り(坂本)から
お昼に2年生(12)幹部(田中、坂本、森、村上)が集まりゼミ会議を行いました。
まだ2回目ですが、非常に濃密な打合せになっています。
終了後、ゼミノートに記録している内容を記録係の副ゼミ長坂本が私には
メールでも送ってくれました(↓)。
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今日のゼミ会議ありがとうございました。
先ほどの12ゼミ会議の議事録をお送りします。
ゼミノートにも同じ内容を書いているので、どちらかに目を通していただけると幸いです。
下記が今日の内容です。
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1月7日火曜日 12:00~13:20 @ガリラボ 第二回ゼミ会議
<行ったこと>
・動画テーマ決め
・チーム分け
・内容の詳細
・ゼミ費について
<動画テーマ決め>
前提として、難しいのはやめる
テーマ「バレンタイン(恋愛系)」
<チーム分け>
●起承転結で4つのチームに分ける。(幹部は分かれる)
起(3人) 村上・小田・目代
承(4人) 坂本・古賀・河邊・丸野
転(3人) 田中・川口・山田
結(4人) 森・梅田・尾堂・嶋中
●役割を決める
・リーダー(幹部が行う)
・プレゼンテータ
<内容の詳細>
・バレンタインというテーマで10分間でアイデアを出してもらう。(5つ以上)
・1チーム、1分以上2分以内(最高8分、最低4分の作品)
・BGM(Hate That I Love You  ft.Ne-Yo -Rihanna)を「起承転結」で分割して、それぞれのチームに割り振る。→坂本が行う
・鉛筆を使う。→田中が買ってくる
・最初と最後に黒のフェード(2秒)を入れ、作品同士が繋がるようにする。
・発表はプレゼンテータが行う。
<ゼミ費について>
村上(会計)のプリント参照。
誕生日会は春夏秋冬で分ける。
(春)川口・梅田・河邊
(夏)目代・森・村上
(秋)丸野・山田・嶋中・田中・尾堂
(冬)古賀・小田・坂本
 <1月10日のゼミですること>
・幹部のあいさつ
・役割決め
・課題発表
・アイデア出し
・それぞれのチームでの話し合い(チーム名を決める)
<今後の予定>
1月10日 課題発表(先生不在)
1月24日 作業日(5限→4限)
1月31日 発表
<次回のゼミ会議>
1月21日(火) 昼休み12:00~
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以上です。
先ほど「この課題には名前がないじゃないか!!」ということを、田中と話してました。
明確な名前がないと、私たちも何をやっているのかわからなくなると思ったので、私たちなりに考えてみました。
その名も「起承転結ムービー」です。そのままです(笑)
何も名前がないよりはいいのかなと思います。
ぜひ、検討をお願いします。
どのような作品ができるのか今から楽しみです。
次回のゼミ会議もよろしくお願いします。
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毎回、これを続けるのはちょっと無理でしょうがそれにしても、丁寧なことに
驚愕させられます。

③MORE代表2年(12)尾堂から
午後には2年(12)尾堂はMOREの代表として教務入試課の担当の
職員さんとキャリアフォリオの改良の打合せに出かけていきました。
夕方、尾堂から
   今日の教務入試課との打ち合わせの件について
   議事録に簡単にまとめましたので、お送り致します。
   また、印刷したものも机の上に置かせて頂きますので、
   どちらかを読んで頂けると幸いです。
とのメールが尾堂から届き、次の議事録が添付されていました。
 


こうした行動を接して、わが身を振り返ると反省ばかりです。
少なくとも私が学生の頃に、こんなことは全くできていなかった。
ガリラボは、優れた人が多い。
こんな人たちがいる空間ですから、そこにいるだけでも、誰もが一定程度は
優秀になっていくのに違いありません。
優れた学びの共同体がこの空間に出来上がっているように思います。

こんな人がたくさんいると、うかうか昼寝とかできない。
そんな時間などもったない。
刺激をもらうべきでしょう。
教えてくれるのは、別に年長者からばかりではないのです。
知識は上から下に流れるだけではありません。
逆の方向もたくさんあるのです。
実践のコミュニティ論が教えてくれるところです。

本日たまたま3つの報告を重なったことで驚き、ぼんやり状態から覚醒でき、
またひとつの気づきももらえて、ラッキーな日でした。
学生(2,3年生)の頑張りに負けないようにしていきたいと思います。


今日もガリラボにはお土産が。
これは4年(10)辛島が四国に帰省しての福岡土産(?)です。笑
もうひとつ別のもありましたが(ラスク?)、これはすでにこの時間(21:30)には
無くなっていました。


これは昨日、4年(10)清原かもらった年賀クッキー。粉の中に埋もれている
クッキーでした。

 
 
 
 
 

1 件のコメント:

  1. 社会人もうかうかしていられませんね。
    負けませんよ!

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