2014年1月8日水曜日

久々のでこぼこフレンズでTKU番組視聴

昨日のガリラボ通信2014/1/7
  教えてくれるのは、別に年長者からばかりではないのです。
  知識は上から下に流れるだけではありません。
  逆の方向もたくさんあるのです。
と書きました。そうしたら、いつもここでも話題にする中原さんのブログに同じことが
書かれていて偶然の一致に驚いたところでした。
そのことが頭にあったからでしょう、きっと。
9:00からのM1(13)坂口とのゼミでのことです。
テープ起こしをした47,000文字とその分析結果を抱え、12月26日の上天草でのチェンジ
ラボの振返りと今後のことについて打合せをしていました。
ここで、「育てる」と「育つ」のことが話題になり、それが強い刺激となって、現在考えている
活動システムの見方を見直すことになりました。
いわば、二人でチェンジラボをやったようなもので、知識が一方通行でないこと、そして
「育てること」と「育つ」こととの関係とが第2刺激となって、姫戸地区で行われている
連携の活動システムが対象としている子どもたちの見方についてのアスペクト変換(視点
移動)を行うことができました。
わかっていたはずが、二人ともに同じ方向から子どもたちを見て、議論しており、また
姫戸地域の連携を担う関係者すべてが一方的な視点でものごとを考えていたことに
気づきました。
今日、ヴィゴツキーの2重刺激のパワーを身を持って実感したように思います。
今後、坂口の研究では、育てるため道具と育つための道具という異なる視点を持つ
道具を工夫していくことになるでしょう。
気づけば簡単なことですが、しかしまたそれを実践するのは大変です。
が、そうはいっても、ひとつの課題はクリアできたのかもしれません。
連携プレグラムのチェンジラボについてのプロセスを明らかにしていくことが重要な
テーマですが、それと同じぐらい、それを議論しているゼミについての転換のプロセスを
明らかにすることも興味深い。
2重刺激の方法を無意識に、随所に使っているのではないかと感じます。
 

坂口と実りある議論が出来ていた横で、ミニッツメイドチーム(2年(12)田中、坂本、
4年(10)石原、吉村)が朝から1日集中して企画を練っておりました。
熊本市の60秒CMに挑んでいるミニッツメイド。そのネーミングの由来は、これ(↓)
からだったそうです。今日初めて知りました。^^


今日も議論が進んだり、進まなかったり、1歩進んで2歩ぐらい下がっているような
悶々とした議論(←誉めています)でしたのでお昼休憩をしてもらいました。
居合わせた3年(11)藤本と2年(12)尾堂がミニッツメイドに加わり、でこぼこフレンズと
なったところで、2013/12/31にTKUで放送された水の国くまもとの表彰式の番組を
全員で視聴しました。


他の作品も全部見ましたが、感想は・・・よく最優秀賞を獲れたな、ということ。
他の作品もどれも素晴らしかった。
が、でこぼこフレンズがそこから一歩抜け出し、決め手となったのは、
  音の選び方(自然音と鉄琴の音)、そして
  「奏(かな)でたい水がある」というコピー
だったということでした。
総合力の勝利! 
最優秀賞で表彰される4年(10)石原です。



でこぼこフレンズのメンバーも全員しっかりと出演していました。^^


さらに、入賞こそしなかったものの、2年(12)尾堂が独自に出した動画「水の声」や

3年(11)藤本の「熊本水美術館」も番組中では紹介されていました。


でこぼこフレンズがこうした大成功を収めミニッツメイドにはプレッシャーもあるでしょう。
実際、現在、かなり苦しい状況に追い込まれているようです。
しかし,この超暗黒期をどうにかして抜け出し、優れた映像を創り出してほしい。
クリエーターに強烈な葛藤は不可欠です。
 

ミニッツメイド以外には、今日は10年史プロジェクト会議も開きました。
集合したのは3年(11)藤本、浅尾、木下、清田。残り3回となったゼミでどういったこと
やり、どういったところまで進ませておこうかと、そういったことを話し合いました。
とりあえず、ゼミが終わる1月末までに最低1人にはインタビューをして、10年史の
サンプルページを作っておくことをになりました。
具体的な姿が見えるようになれば、その後試験期間に入って頭がリセットされても、
ゼロから始めることにはならないでしょうから。
具体的なカタチを作っておく。
大事なことですね。


・・・

卒業生からガリラボに年賀状が来ていました。
OB(07)森、OG(09)谷、村中の3人からです。
ガリラボのホワイトボードに掲示しておきました。みんな、目を通しておきましょう。
森のを見ると、森の職業人としての優秀さに目を見張りますよ。^^

 
 



 

1 件のコメント:

  1. 写真の田中の笑顔が眩しいほどに、
    ガリラボの今を伝えていますね。
    後に吉村と清原が映っていて、
    とても善い一枚になっています。
    石原をはじめ、本当に善くやりましたね。
    素晴らしい振り返りです。

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