2014年12月7日日曜日

「空の産業革命」の黎明期に向き合う

午前中、ネットで情報を集めていると「空の産業革命」という新しい言葉に
遭遇しました(こちら)。
ドローンを利活用する新しい世界が今、イメージされようとしているようです。
色々な産業革命があります。
最近では、環境エネルギー革命というのがありました。ICTを活用したスマート
グリッドによって、電力網を極限まで制御していくもので、実現していけば、
生活は大きく変化していくことでしょう。
革命は、良いことばかりでありません。
新しい秩序を生み出す過程で、既得権益を破壊していく過程が不可欠ですから。
話がずれました。

空の産業革命はAmazonのPrime Airというサービスの開発構想が始まりと言えるようです。
次の映像を初めて見た時、ドローンという存在を知らなかったため、この映像が持つ
意味を理解できませんでしたが、ドローンを身近にするようになって、この映像の革命
的意味が今はよくわかります。

 
そしてドローンの凄さを見せつけられたのが、M1(14)吉村が教えてくれたOK Goという
バンドの次のプロモーション映像でした(ガリラボ通信2014/11/1)。
このPVは、2400人ほどのエキストラを使い、ドローンを駆使して撮影されたものでした。
今日現在で、YouTubeでの動画再生は1500万回に達しています。

冒頭記事で知りましたが、NHKの朝ドラ「あまちゃん」のオープニング映像は
ドローンで様々な角度から撮影して臨場感を出したのだそうです。
絶句。
それって、私たちがドローンを使ってやろうと思っていたことです。
あまちゃんのオープニング映像。
どんな映像だったのでしょう?
私はあまり見ていなかったので、どういった映像だったのか気になります。
(検索したら こちらに ありました。確かにドローンが活躍していますね、これは。こういった
 映像作りに挑戦しなければ・・・)
う〜〜ん、とりあえず、我々はNHKにも先を越されていることを本日知りました(笑)。

さらに、冒頭の記事によれば、ドローンを使って映像を報道する
 ドローン・ジャーナリズム
が動き出しているとか、ソチ五輪の競技のいくつかはドローンを使って撮影された
そうです。
今後のスポーツ取材にはドローンが不可欠になっていくでしょう、間違いなく。

ドローンが普及すれば、これまで一般人にとって未開の地だった空を自由に手に
することができるようなるでしょう。

まだ使い勝手は悪いドローンですが、使い勝手悪い今だからこそ、あえて使い、
勉強し、大衆化し技術が安定化した時にはその応用(実用化)へとすぐに迎える
ようになっているといいかなと思います。
今から15年ほど前、今と比較して極端に遅いPCで映像編集に取り組んだ頃を
思い出します。
処理速度が遅いため編集を始めるとすぐにPCはフリーズ。
編集とフリーズの繰り返しでしたが、フリーズの度に、やり方を必死で考えたり、
編集のあり方などを考えることになり、壮大な無駄な時間でしたが、その試行錯誤
によって映像編集のノウハウを身につけていきました。
今、ガリラボで映像を用いることになったのは15年前からの私の体験によるものです。
黎明期に真面目に向かっていれば、その経験が10年後ぐらいには、きっと役立つはずです。

そんな時間レベルで、これからの空の産業革命に向き合っていきたいものです。
 

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