2016年12月24日土曜日

もやいすとジュニア育成プログラム~成果発表会開催

クリスマスイブの日で、本日、8か月をかけて進めてきたもやいすとジュニア
育成プログラムの成果発表会を行いました。
8:00に関係教職員、SA、もやいすとシニアが111教室に集合し、実施責任者である
IR室(M08)佐藤からこの日のことを再度伝えてもらいました。


4年生などいつもは10時過ぎにしか出てこないわけですが、この日は8時とかなり
早い時間でしたが、誰も遅れることなく全員集合。みな真剣でした。


防災ジュニアと地域ジュニアのガイダンスはそれぞれ中ホールと大ホールとなります。
スタッフはそれぞれ別れ、地域ジュニア担当の私を含め関係スタッフは大ホールに
移動し、ミーティングと準備作業を行いました。


全体でのガイダンスを終えた後、地域4教室、防災も4教室に別れて、班別の発表会と
なりました。
大ホールは地域ジュニアのミライグループの会場でした。

ミライグループの発表の司会を務めるのは4年(13)塚田。テキパキとやってました。


班別発表(予選)開始
地域ジュニアのテーマは
  「コミュニティ支援」の観点から、仮設住宅の暮らしに対する課題を設定し、
  課題を解決する具体的な道具(「もの」)を考案及び製作した上で、それを
  利用した改善プランを発表すること。なお、具体的な道具(「もの」)は千円
  以下の費用で制作可能なものとする
防災ジュニアのテーマは
  「災害ボランティア」の観点から、仮設住宅の暮らしに対する課題を設定し、
  課題を解決する具体的な道具(「もの」)を考案及び製作した上で、それを
  利用した改善プランを発表すること。なお、具体的な道具(「もの」)は千円
  以下の費用で制作可能なものとする。
というものです。
このテーマのため、各チーム工夫をこらした制作物を持ち込んでの発表となりました。
大ホール小ホール中ホールCPDセンター

8会場で予選が行われ、1チームだけが本選に進みます。1チームを選ぶのは、
ルーブリック表に従って学生を含む参加者全員による採点によるものです。
また、優秀チーム以外に予選会場にいる教員が選ぶ「審査員特別賞」があり、
これも1チーム選ばれました。


全体発表(本選)開始
予選で選ばれた4チームが、地域は大ホール、防災は中ホールで本選を戦います。
本選でどんな発表があるのか、どんな製作物を披露してくれるのか、大変興味深い
ものでした。


全体発表(本選)の司会は大ホールは4年(13)塚田が努めます。中ホールは松崎でした。


予選13チームを勝ち抜き本選出場を果たした代表チームのプレゼンが始まりました。







表彰式
最優秀賞に輝いたのはやはり地道に調査し、被災した現地に何度も足を運んで
アイデアを固めてきたチームでした。何度も議論したからでしょう、アイデアが洗練され
ていて、説得力がありました。
地域ジュニアでは最優秀賞1チーム、優秀賞3チーム、審査員特別賞4チームが
表彰されました。


総評ということで最後に私から、今回のもやいすと育成プログラムの意義を話しました。
同じ目標にチームで向かうことの良さ、そして、今回の活動で学部を越えた友人が出来ること。
これは、将来、専門の異なる人と繋がっていく意味で非常に需要で、これは貴重な社会関係
資本になるはずはずだ。今はその意味が分かりにくいでしょうが、非常に大事な資本となる
はずなので、今後もそうした関係を育んでいってほしいと、そんなことを話しました。
終了後、ジュニアからのアンケートをパラパラと読むと、「異なる学部の人と友だちになれて
良かった」というのたくさんあり、また「異なる視点でものごとを見る人がいることに驚いた」と
いった記述も少なからずありました。
復興支援ということでプログラムを事前に固めることができず、いつもギリギリで完璧な自転車
操業でやってきたプログラムでしたが、関係者の熱意がジュニアの1年生に伝わったのかも
しれませんが、結果的に大変良いプログラムになっていたのかなと思いました。


全てが終わり、ポートフォリオや製作物の提出を指示するCOC推進室(M16)山口。
山口がプログラムを遂行していく上での細かな調整の部分はすべてきれいに仕上げて
いってくれました。感謝の言葉もありません。本日、全てが滞りなく進行したのは山口の
裏方としての活動によるものでした。


  


SA、シニアで最後の片付け。


8:00に集合し、すべてが終わったのが14:00でした。それから振り返り。

6時間休みなく動き続けたスタッフたちでした。体力および能力の高いSA及びシニアの
おかげでプログラムを破たんすることなく進めることができました。
520名の1年生を指導し、成果発表会まで導くという本学始まって以来のビッグプロジェクト
でしたが、あたかも何事もなく進んできたのは、これらの学生たちのプログラム理解能力と
その場その場、自分の持ち場での優れた気転のおかげであったと思います。本学の学生た
ちはほんとに優秀だなと思います。


14:30、すべてを終えて解散しました。お疲れ様でした。


スタッフ内のガリラボゼミ生の多くはそのままガリラボに戻ってきて、OB(08)松永が差し入れて
くれた(ガリラボ通信2016/12/21)ハーゲンダッツやカップ麺に手の伸ばし、ようやくお昼に食
べておりました。
 
 

クリスマスイブに開催した大学のビッグイベントが終了しました。
SA、シニアの学生たち、COC推進室の皆様、教務入試課の皆様、学生の発表の審査員を快く
引き受けて頂いた教職員の皆様、関係の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
有難うございました。



紆余曲折しながら進んできた今年のもやいすと。
とりあえず終わって感慨深いものがあります。
ただ、感傷に浸っている暇などありません。
もう来年度のもやいすと育成プログラムについて考えているところです。
もやいすと育成プログラムは来年も復興支援をテーマにしていきます。
  
 

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