(1)動画ファイルのPCへの取り込み
撮影を終えたTHETAをUSBケーブルでPCで接続すると、PCにTHETAが表示されます。
THETA V内のフォルダに撮影した動画ファイル(mp4形式)がおいてあります。
4K動画で撮影したとき、5分程度で2GB程度の容量となります。
通常の動画ファイルと比べてかなり大きく、USBケーブルを使ってもPCへの転送
にはかなりの時間がかかります。
(2)THETAアプリでの動画ファイルの変換(重要)
取り込んだ動画ファイルは、最初に次のことを必ず行わないといけません。
THETAアプリにドラッグ&ドロップすると、次の画面が現れ、変換するよう促します。
OKをクリックすると変換が始まります。時間が結構かかります。
変換が終わると、ファイル名に「er」が付加された動画ファイルが出来上がっていて、
これが以後に使っていく360度動画ファイルとなります。
(3)動画ファイルの編集と作成
上記で変換した後の動画ファイルについて、不要な部分を「切り取る」、あるいは
場面の「順序を変える」といった編集であれば、VideoStudioでできます。
なお、VideoStudioではこの程度しかできませんが、現時点でも、PowerDirector15で
あれば、かなり高度な編集が可能です。
編集を終えたら、4Kサイズのmp4形式で作成します。
編集した360度動画ファイルをTHETAアプリで閲覧すると次のようになっている
はずです。
最終的に、メタファイルを埋め込むといった処理をしてYoutubeに公開できます。
次のファイル群は、今回の手順で作成されたもので、まず、
R****.mp4
で、それをTHETAアプリで変換し、生成したのが
R****_er.mp4
で、これを編集ソフトで編集した
編集後の動画_er.mp4
をYoutubeアップロード用に前処理したものが
編集後の動画_er_injected.mp4
となります。
前処理やアップロードについては別のマニュアルを参照してください。
作成事例
手順(2)のTHETAアプリで変換するのを忘れ、手順(3)編集を先にやった
とします。
編集した後の動画ファイルをTHETAアプリにドラッグ&ドロップすると、平常だと
表示される変換画面が出てこず、動画が再生されます。ただし、奇妙な絵になっています。
この動画をYoutubeへのアップロード手順に従ってアップしたのが次の動画です。
360度への展開に失敗しているようです。
手順(2)を忘れないようにしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿