2017年9月12日火曜日

もやいすと(地域)ジュニア集中講義2日目

もやいすと(地域)ジュニア集中講義の2日目。
本日は対象地域についての課題についてその地域に詳しい方をお招きして
午前中、講演をしていただきました。

阿蘇地域は、大ホールで、グリーンストックの山内さんに「阿蘇の草原維持活動
について」講演していただきました。刈り払い機を持ってきていただいての講演
だったようです。


和水地域は、中2教室でなごみの里協議会の北原さんに「なごみの里の活動と
中山間地維持」について講演をしていただきました。


玉名地域は、中3教室で玉名市役所(熊本県立大学)の平野さんに「玉名市の
観光と日本遺産」をテーマに講演していただきました。

中3教室に常駐していたので、ここのことは少し詳しく・・・・・

平野さんの講義の様子です。玉名地域の課題をテーマにしている80名の
もやいすと(地域)ジュニアが受講しています。

平野さんの講義内容。

そして、玉名市の総合計画の中の重点施策です。これはガリラボのチームこいたまに
見てほしい。

ジュニアに向けて、良いアイデアのために次のことに気を付けていくと良いでしょう、と
スライドで紹介してくださいました。ガリラボのゼミ生も参考にしてほしい。


特別講義を終えて、ジュニアの学生たちは昨日の宿題の報告会をチーム内で
行っています。

報告の場に、シニアの学生(これは2年(16)岡部ですね)も積極的にかかわり、
ジュニアの色々なサポートを行っていたようです。


午後、これまで仕入れてきた大量の知識をもとに、課題解決のためのアイデアづくりの
ワークショップを3時間ぶっつづけで行いました。


シニアやSAの学生たちのサポートも熱を帯びていたように思います。
これは中3教室(玉名)の様子。

これは大ホール(阿蘇)の様子。

中2教室(和水)の様子。TAのM1(17)多賀が、ジュニアの学生たちに
示唆したのでしょう、このチームは立ち上がってワークショップを行って
いました。確かに座っている景色と立ったときの景色は異なるので、アイ
デアの出し方も変わっていくでしょう。


ワークショップが終わり、各チームはアイデアをまとめた企画書を仕上げます。
各チームは、それをもとに、他のチームに企画内容を発表する「中間発表会」を
行いました。2チーム間での相互発表会です。

発表したのち、相手チーム全員からの質問に答えていきます。

回っていて「ほー」と思ったのが、このチーム。A3用紙を数枚渡していましたが、
そこに見事に情報が整理されている。

捲ると、KJ法によってまとめた内容を言語化したページがありました。
非常によくできていて、驚きました。しっかりとKJ法について調べてくるのと
同時に、チーム作りもうまくいってたのかもしれません。


2日目を終わって、ジュニアたちはいい感じのチームになっているところ、そう
でないところの差が目立つようになっていました。
何が違うのでしょうか?
よくわかりませんが、終了後も納得するまで残って議論をしているチームが少な
からずあり、見ていて気分の良いものでした。
昨日、サポートしてもらえる人たちと言うのは、サポートされる何かがあるのだと
いうことを話しましたが、それはこういった人たちのことをイメージしておりました。
頑張っている人たちに、人は支援をする。そういう癖を持っている。
良い支援を受けるには、自分たちが頑張っていることが不可欠なのです。
ガリラボでは事あるごとにそういう話をしていますが、ゼミ生にどの程度伝わって
いるでしょう。


さて、ジュニアが全員帰ったのち、シニアとSAの学生は集合し、リフレクション。
今日の課題等について振り返りを行いました。
色々と建設的な意見が出ておりました。シニアやSAもこの2日間でさらに良い
チームになってきたということかもしれません。


さらに、さらに、教職員はシニア・SAが帰った後に最後の片づけ。ここにも良い
チームが出来上がっているように感じました。


もやいすとの集中講義は、明日は休んで、明後日からフィールドワークとなります。
あさっての9月14日は阿蘇にでかけます。
なお、天気予報によれば台風18号が九州に向かっているんですね。。
週末は入試もあります。
今後の進路が非常に気になります。



集中講義を終えてガリラボに戻り18時からチームこいたまの4年(14)秋山と
塚田と打ち合わせを行いました。
2時間ほど研究の打ち合わせを行いました。その中で、9月15日のもやいすとの
玉名フィールドワークを取材する形で動画のテストをしてきてはどうかと、そうい
うアイデアに至り、具体化に向けて色々と交渉することになりました。
やっぱり、アイデアとは時間をかけて話しをするのに限ります。
話をすることでアイデアという製品が設計されていく、というのは私が随分前に書い
た論文ですが、まったくその通りのことが起きているように思いました。
  


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