2010年7月2日金曜日

思わずニヤリと・・・コミュニケーションデザインの例

最近雨ばかりだったので、朝の通勤時は、体育館を通り抜け、丸善前を通るルートを使っていました。
ところで本日は、久しぶりの曇り空。
徒歩通勤の私は、いつもの最短経路である環境棟の間を通り研究室を目指しました。

数日ぶりに見る環境棟の間の竹林は緑が濃さを増しているようです。
ちょっと見ない間にこうなるものかとちょっとした発見でした。
これを切り取って研究室に持っていったら立派な七夕飾りができるなぁと
ひとりよからぬことを考えながら、その横を歩いていたのでした。

写真前方がテニスコートの方向
前方が国体道路方向
 
で、実は発見は緑の濃さのことではありません。
先のよからぬことを考えながら近づいたいったら、なんと、すでに七夕飾りになっている!
面白い。
思わず立ち止まり、短冊の内容を読んでしまいました。
 
生態学の内容が多かった。
この楽しいいたずら(?)は、環境の学生たちの仕業のようです。

明らかにここには私とこの場所との対話が生じました。
簡単ですが、優れたコミュニケーションデザインの事例だと思います。
(実際に生えている竹のあの高い所にどうやって短冊をつけたのでしょう? その風景を想像すると楽しいですねー)
 

 
怒られない、常識に収まるギリギリのところで楽しさを演出する。
これはかなり高等なテクニックが必要です。
ガリラボのゼミ生にもそんな知的遊戯を期待したい。
 
研究室や実験室周りで言えば、最近だとブルーベリーがありましたが、思わずニヤリとしてしまうような、そんな楽しい出来事に最近あまり出会ってない気がします。
忙しすぎて(こんなブログを書くのにも時間が費やされて) 、それで気付いてないだけかもしれませんが。

コミュニケーションデザインはガリラボの専門分野のひとつ。
研究室や実験室に(高度な)楽しい演出があるとガリラボはさらに盛り上がるでしょう。
面白いアイデアを期待しています。
  

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