いやはやほんとにつらい1週間でした。
何がつらいかというと、4年生(07)12名、M2(09)2名からの卒論・修論の添削をしていたからです。
4年生は2万文字、M2は4万文字です。
単純に見積もって、
12人×2万+2人×4万=32万文字
と1000文字1頁とすると、320頁の本程度の分量になります。
さらには一度添削して返却して、再度提出してくるゼミ生もいるので(当たり前ですけど)、
32万文字は遥かに超えていると思います。
それをただ読むのではなく添削していくので(電子ファイル内にコメントをつけていく)、
かなり大変な作業となります。
通常の仕事(授業)とか、会議とかやりながらの作業なので、この時期の教員はほんとつらい
毎日を送っているのではないかと思います。
人数の少ないより多いゼミの方が様々な人間がいるので面白いのは面白いのですが、
この時期だけはほんとにつらい。
しかし先ほどそれも終わりました。
4年生は全員無事に卒論が完成することになりました。
大変メデタイ限りです。
現在、目がチカチカ状態となっております。
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さて、本日のガリラボは凄かった。
MOREの学生たちがたくさんやってきてInDesignを使っておりました。
いや凄い人口密度でした。
それは午後のこと。
午前中は割合静かで、添削の合間に、3年生の進路面談とかやりました。
今日は男子学生2人のみ(これで7名終了。残り8名 orz)。
で、どんな話しているのかというと、とりあえず色んなことです。
進路の話というよりも、社会人で何が必要かという話をよくします。
社会人でもっとも要求されるのは何だろう、と問いかけますがほとんど誰も当たりません。
もっとも私の言ってることが正解かどうかは怪しいのですけど、
仮にそれが正しいとして、なぜ当たらないのでしょう。
おそらく、それは学生時代にそのことがほとんど要求されない、そんな時代状況だからではないかと思っています。
とりあえずそのことは置いといて、別の話もよくします。
学生とバイトとの関係とかですね。
学生をやってないときのバイトの意味とか話すのですが、結構、みんな目からうろこのようです。
さらにもうひとつ。
就職はゴールでなくて、スタートであること。
それも案外分かっていない。
まあ就職する前だったらそうなるのも当たり前だろうとは思いますが。
(我が身を振り返ってもそうだったかもしれない)
就職が決まったらゴールぐらいに思っているので、ふらりふらりと風船状態。
まったくの自由となったことが、この上ないほどの不自由さもたらし、結果的に
活動レベルが極度に減ることになかなか気づかない(自分は頑張っていると
思っているでしょうが)。
ガリラボ通信で、以前、隈研吾氏の「創造とは新たな「制約」を発見すること」ということについて
書いたことがありますが(たぶん書いたはず)、それと同じで実は自由な活動や思考はある程度
の不自由さ「制約」から生まれる。
これにもなかなか気づかない。
もちろんその日の気分で全く違う話をすることもありますが、進路面談では、進路というより、
それが決まったずっと先のことを話すことの方が多い気がします。
そんな話をしているものだから、1人当たり1時間を超えることが多いですねぇ。
どれほどゼミ生にそれが受け留められているかどうかは不明ですけど。
また、長くなってしまった。
ただいま21:40。
現在まだ3年(08)川崎と2年(09)草原がゼミ新聞の編集に没頭しています。
私は、とりあえず「ガンバレー」と応援するだけです。
終わります。
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