昨日(2016/1/29)、今年度のキャリア形成論最後の授業でした。
ラストは恒例ですが、卒業生によるキャリア形成体験談です。
そのテーマを、今年も「流動化した現代社会を生きる」ということにしました。
安定という言葉は、成熟した現代社会では成り立たず、価値の多様化とともに
キャリアは極めて流動化しています。
今後、多様な仕事形態のなかを生き抜いていくことが求められる人が多くなる傾向が
あります。
そうした社会をたくましく生き抜いていこうとしている卒業生に焦点を当て、来学して
もらいました。
呼んだのは3人。微妙なテーマでもあるので、事情をよく知っているガリラボの卒業生3人
に来てもらいました。
1人目。卒業後すぐ、事情で退職し、しばしフリーになった後、現在の職場に勤務すること
になったOB(08,M12)坂本です。気配りとはどういうことかということを具体的な事例でもって
語ってくれました。
2人目。非常に厳しい現在の職場のようですが、それに向き合い乗り越えようとしている
OG(11)上田です。上田のことを知ったのは5年前のキャリア形成論。300人のレポートの
中で、ひとつ光っているレポートでした。非常に感動し、どういう学生だろうかと思って、
会ってみたのが、上田でした。
この日は、社会人から見た、キャリア形成論の意味などを語ってくれました。
3人目。最後です。流動化した社会を生き抜こうしている代表例のような卒業生。
OB(05)山口です。
講義の前、簡単なゲームで、300人をあっという間に引き付けていました。
大学生活というものをどう考えるべきか、自分で考えてやっていくものであることを
強烈なメッセージ力をで伝えてくれていました。「答えは初めから用意されていない。
自分で創るもの」という言葉が多くの1年生にきちんと伝わったようでした。
講義の様子を記録するなど、支援してくれたゼミ生。M2(14)吉村、M1(15)藤本、
そして4年812)尾堂です。
そういえば、昔からキャリア形成論ではよくこの3人が手伝いに来てくれてます。
終わって、反省会。
R.Sakamotoとネームの入ったシャツの坂本らとです。
OB(05)山口は、キャリア形成論終了後すぐに旅(?)に出たので、残った
メンバーで近くのお店で反省会となりました。
18:30~22:00まで久々に色々なことを語ったように思います。
M2(14)吉村が参加しているのは、修論完成の祝ってのことです。
昨日(2016/1/29)、もやいすとを対象にアクティブラーニングについて研究した
成果を6万字(85頁)にまとめた修士論文の提出を終えました。
かなりの力作でした。
研究科の中で提出1番だったそうです。
ほんとによく頑張りました。
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