成人の日。2年(14)生の多くは成人式に出かけていってるのでしょうね。
新成人、おめでとう。
成人式を終え、これまで以上にしっかりと自律的に動いていってくれる
ものと思います。期待してます。
私の方は、午前中は事務局で打ち合わせ、午後からはテニスで遊び呆けて
おりました。
合間に眺めた中原さんのブログ(こちら)に次のTEDプレゼンが紹介されていました。
全く内容が無く、空虚なことも、プレゼンのやり方によっては、それらしいことを
言ってるようにできることを教えてくれるプレゼンです。
このプレゼンを見て、1955年に起きた科学分野におけるソーカル事件というのを
思い出しました。
「知の欺瞞」という本に詳しいことが紹介されています。
デタラメを並べても、それらしい表現を使うことで、最もらしいことを言っている
ようにできることを告発したものです。
驚くことに、それは厳格で論理的であるはずの学術論文でそれを示したものでした。
レトリッックを駆使した表現によってあたかも内容があるように見せることが可能だと
いうことですが(一種の詐欺ですね)、しかし結局は、最終的には内容です。
馬脚を現すという諺があるように、表面的なところで頑張っているだけでは
やっぱり時間が経てば、内容の乏しさは信用を失っていくことになるしょう。
もちろん表面を軽視しているのではありません。表面は大事です。しかし、それは
表面の内部=内容がしっかり詰まっていてのことです。
本日は成人の日。
私の家内は4時半ぐらいから着付けの手伝いの頼まれ、出かけて行きました。
着物に身を包んだ新成人をたくさん送り出したようです。
綺麗な着物や立派なスーツに表面を包んだ新成人が今日は街中を闊歩していた
ことでしょう。
今後は、ぜひとも内容を非常に濃くしていくべく、「継続的」に努力をしていって
欲しい。継続的にですよ、継続的です。
善きことは、(継続的にやっている時に限り)、カタツムリの速度で進む、のですから。
他者からも認めてもらえるような内容を磨き、充実させていって欲しい。
頑張れ、14ゼミ生。
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