2017年5月17日水曜日

談話する時間が消滅しつつある

午前中、こいたま(4年(14)秋山、古谷、塘添、塚田)との打ち合わせに
加わり、6月3日の花しょうぶ祭りの件を検討しました。
「善きことはカタツムリの速度で進む」ごとく進んでいるかのようです。
止まってはいないものの、駆け足ではない。
とりあえずは、今はそれで良いでしょう。
ゆっくりでも良いので、ただし、考える続けていくこと。
問題を解決できる幸運に恵まれるのは、人よりたくさん考えた人だけです。
なお、残念なことに6月3日は大学院の初期報告会があり、私は花しょうぶ
祭りにいけません。
和田さんからまたドタキャンと言われそうです(涙)。

午後は院生とのゼミ。
M2(16)山口、M1(17)多賀、山下とグループ・ダイナミクス理論を学んでいます
が、5月中旬になってようやくこのメンバーでのゼミのペースをつかめてきたよ
うに思います。
インターローカリティなど、他者とのコミュニケーションが本質的な意味を持つ
概念などかなり興味深いものでした。
現場での体験も面白いのですが、理論を学ぶという体験は同じぐらいに刺激的な
ものです。

それが終わって4限目に、15ゼミ幹部と5限目のゼミで話す次の課題に
ついて打合せでした。
3年(15)八並、藤川、青、村田が集まって知恵を絞りました。
どうやって、この課題の面白さを伝えようか、と。
伝え方や、伝える際の状況設定で、皆がこの課題に取り組む姿勢が大きく変わる
でしょう。
それで伝える場のデザインを考えました。
学習環境デザインとほぼ同様です。
内容がよくても、伝え方が悪いと、良いものに思えないものです。
必死で考え・・・というか、ワイワイガヤガヤと笑いながらの打合せで、伝える
スタイルが決まりました。
院ゼミで出てきたインターローカリティの考え方にも通じるものです。
そんなことを思いながら15ゼミ幹部と知恵を絞りました。

5限目、15ゼミが始まり、八並ゼミ長が必死で課題を伝えようとしています。

必死で考えた成果があったようで、チームに分かれての打ち合わせは、それぞれ
弾んでいるようでした。


こんな場がやはり楽しい。ガリラボという空間は、ワイワイガヤガヤしている
こうした場が本質なのだと思います。
今、ゼミ紹介で話すパワポを作っていますが、ガリラボの特徴として、ゼミ生の
活動を次のように表現しています。
私はこうだと思っています。というか、この標語は卒業したゼミ生たちが話して
いたことでした。現役のゼミ生は、どう感じるでしょうか。


ついでに、そのパワポの中で、津曲ゼミというか私の目標が次の事務所。
この事務所同様、ガリラボは楽しくてクリエイティブな「知的集団」でありた
いと思っています。
これについてはゼミ生全員ぜひともそうあってほしいと思っています。


15ゼミ生はまだ慣れていないでしょうから、さっさとこれに慣れていってほしい。
あるゼミ幹部が将来は制作のようなところで仕事をしたいと言ってました。
ガリラボはそうした場です。
ただし、そうした場が生まれるのは私が比較的時間の取れる夜になることが多い。
ガリラボという空間で知的な談話(ダイアローグ)を繰り返し、創造するトレーニン
グをしていくといい。OB(10)保坂とかは夜の談話でかなり鍛えられた1人ではない
かと思います。他にもたくさんいますが、固有名を挙げるのは保坂だけに留めておき
たいと思います。^^

最近、私が不在にしている影響がかなりでてきているのか、夜、そうした談話をする
機会は消滅しつつあります。
打合せを終えると、19時過ぎぐらいにはもう私ひとりだけになっておりました。
拙いかなぁと思っているところです。
談話は今は院生とのゼミの時ぐらいになってしまっています。
徐々に復活させていかねば・・・
  

<おまけ>
15ゼミの最中、ドアの向こうに院生室の内部が見えました。
必死に勉強しています。いいことです。^^




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