午後は14ゼミ。5月30日に行うゼミ紹介をどういった内容にするかが
議論の中心となりました。
まず私がガリラボがやってきたこと及び目指していることをまとめて話しました。
思えば、どういったことを志向してガリラボが動いているのか、ゼミ生にまとめて
話したことはないように思ったので、この機会に、ゼミ生に向けてガリラボという
大学の研究室が目指していることを伝えました。
2年生向けのゼミ紹介という制約のせいで、4年生にゼミのことを伝える機会が
できて非常に良かった。
その後、ゼミ生の視点でのゼミ紹介の内容を紹介してもらい、それについての
検討会議。
方向性は悪くはないのでしょうが、伝え方や想いが今一つ弱いと感じました。
そのことを伝えた後、全員で議論していましたが、なかなかいい議論をしていた
ように思います。
適当に済ませるのではなく、深く議論してカタチを作っていくことが大事です。
最後、時間が不足しましたが、いい議論でした。次は良いものを仕上げてくる
でしょう。^^;
深い議論と言えば、M2(16)大野と山口との修論の打ち合わせが終わった後、
(修論の打ち合わせも深い議論をしましたが)、「先生、時間ありますか?」と
3年(15)八並、藤川が声をかけてきました。
Nコンに向けたアイデアについての相談でした。
M2の2人と議論している間、3年生だけでかなり議論していたのですが、それが
ある程度まとまったみたいで、それについてコメントを求めてきたのです。
次のブログを紹介しながら・・・
⇒「震災のフォークロア 現代の鯰絵「くまモン画」考
そして次のイラストも・・
いやーーー、実に面白い議論に発展していきました。
最近、断片的にいくつかのことがあったのですが、この2人のアイデアを聞いて、
そのアイデアに向けて断片的な他のアイデアが吸引されていき、アイデアは
インフレーションを起こし、そして収束しました。
久々の知的興奮でした。
Nコンに向けた作品として、さらには大げさに言えば熊本県にとって大事なものを
作っていけるかもしれません。
・・・というか、その意気込みでやっていってほしいと思いました。
そしてその方向性は、後期の活動にもつながっていくでしょう。
15ゼミのこれからの大きな流れが定まった気がします。
今後はそうした大きな流れに乗っていくための基礎スキルを課題を通して身に
つけていってほしいと思います。
<おまけ>
本日の「情報社会とコンピュータ」では県庁の課長さんに特別講義をしていただきました。
興味深い話が多かったのですが、学生たちがかなり興味を示していたのが、コンピュー
タの発達と共に、コンピュータに代替される職業と代替されにくい職業の紹介でした。
課長さんの説明で私も目から鱗でした。
写真は代替されにくい職業ですが、そのリストは代替されやすい職業リストと比べて
明らかにカタカナ語の職業が多かったことでした。
カタカナ語の職業は知的なものが多い。そしてそれらを見て、ガリラボとの関係が深い
ものが多いように思いました。
<さらば、だいすけ>
帰宅しようとしたら、X年(14)塘添が、サークルに顔を出した後に立ち寄りました。
明後日、日曜日にイギリスに旅立ちます。
ゼミから離れさせるには非常に惜しいのですが、本人の将来にとっての大事な試練に
なるでしょうから、送り出すしかありません。残念です。
試練ですから、楽しいだけで過ごすのでは全く意味がありません。
私の場合、現地校に入学させた娘(当時中学生)が、毎日「砂漠の中の蟻状態」と表現
し辛い様子でしたが、結果的に我が家で最も語学が堪能になりました。
塘添には是非ともそうした試練を味わってきてほしい。
初めての異文化社会の中で、日本人のアイデンティティそして自分の立ち位置について
思いも巡らしてきてほしい。
楽しさは、次に行くときにとっておけば良いのではないかと思う。
高いレベルを目指すこと。頑張れ、だいすけ。
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