2年生向けのゼミ募集が始まっているため、ガリラボの紹介を作っています。
これまで私(津曲)が紹介することはなかったのですが、今年初めて私も
話をすることにしました。
ずっとサボっていたわけですが、、、、、
改めて、自分のゼミについて考えてみると、外見は色々と変わってきている
ものの本質は変化していないのだと気づきました。
次はパワポの極々一部です。
情報産業という言葉を作ったのは梅棹忠夫という方です。ガリラボは
この情報産業がテーマなのだと改めて確認しました。
確かにそうでした。
プログラミングを主にやっていた情報「科」学という少し狭いところで
活動していたガリラボが、「科」を取って「情報学」という少し広い
ところで活動を始めた時、情報産業についての思いがあったのでした。
梅棹忠夫の文献(「情報の文明学」とか)を熱心に読んでいた時でも
ありました。
ゼミ紹介のパワポを作りながら、ガリラボの原点というか、本質というか
その部分を改めて振り返ることができました。
ガリラボが地域への眼差しが深くなったのも、そこに、地域資源=地域遺伝子と
いう情報の視点で捉えるべきものがあることに気づいたからでした。
・・・それからどっぷりと地域に入っていくことになります。
さらにガリラボの特徴というか、目指していたひとつが京都大学人文科学研究所(人文研)。
梅棹忠夫氏もここに所属したようです。
この研究所の話が私は大好きでした。
それについてはガリラボにプレゼン研究サークル「ほら吹きサークル」が
立がった時のガリラボ通信に書いています。5年前のことです。
ほら吹きサークルキックオフ(ガリラボ通信2012/10/19)
該当部分を再録します。
「ホラ」にはもうひとつ別の思いも込めています。
昔、何か論文かエッセイで読んだ、京都大学の人文研のこと。
詳細は忘れたのですが(正確かどうかも定かではありませんが)、
昔の人文研にはほら吹きがたくさんいたというのです。
大ぼら吹き集団だったようです。
「それ本当!?」などと思わせるようなほらを平気で吹いて回る
愉快な集団です。
この愉快な、場合によっては胡散臭い集団の大ぼらが、従来のパラ
ダイムを壊し、新しい創造的な分野を開拓していくことになったと、
そういった話だったと記憶しています。
かなり昔にこれを読み、この話が大好きで、それもあって、その思い
を「健全なホラを吹こう」とのスローガンには込めました。
単なる嘘ではなく、楽しいほらを吹きながら、これまでの枠組みを
越えていくようなサークルへと成長していく事を期待しています。
最近だと、これに少し近かったのはチーム「たまラボ」だったかもしれません。
が、ガリラボではこれをもっとも実践したのは、社会人と一緒にやっていた
ノットワーキング(KW)塾(ガリラボ通信2009/12/28)だったように思います。
あの頃はほんとの単純なことをワイワイと言いながらやっていたのですが、
その時のワイワイのほとんどが「ガリラボの今」につながっているようです。
時間を作ってまたこういった活動をしていきたいものです。
来年度になると、今よりは遥かに時間ができるので、そうしたことが出来るように
なるのではないかと思っているところです。
そろそろ大学教員としての最終コーナーにも入るので、そうした活動を時間を忘れ
打ち込みながらゴールを切れたらなぁと考え始めております。
そのためにはノリの良い、何にでも挑戦していく人たちがゼミに入ってきてくれると
一緒に楽しくやれるでしょうから、嬉しいですね。
ゼミ紹介のパワポの最後は次のスライドとしました。^^;
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