2017年12月10日日曜日

過去のガリラボ通信を読み直す

以前、LivedoorのRSSリーダーに興味のあるブログを登録し、日曜の午前中に
未読のブログに目を通していくという生活をしていました。
ところが忙しくなって日曜の午前中もそんな余裕がなくなり、放っていたら、
いつのまにかLivedoorがRSSリーダーのサービスは停止していました。
登録していたブログの情報も消滅してしまいました。無料のサービスは恐ろしい
限りです。^^;
そこに登録していた「デザイン」に関するブログを読みたくなり、ネットを検索
してみるも、タイトルも名前も忘れてしまったので、検索しようもなく・・・
ひょっとするとガリラボ通信でそのブログを引用していたように思ったので、
「デザイン」というキーワードで検索してみました。


時間順はバラバラですが、検索されたガリラボ通信を読んでいくのが面白くなり、
そのまましばし読み続け、当初の目的は忘れてしまいました。
読んでみて、ガリラボはやはりデザインを志向しているゼミなのだということを
再認識しました。
(私自身が、一般設計学あるいは一般デザイン理論の修得を密かな目標と
 しているので、そのせいでデザインというものがどうしても外に出てしまうの
 でしょうけど)

読み進めてみると、全て自分で書いた文章でありながら、意外に面白い。
そしてまた勉強にもなります。不思議です。
(ゼミ生もデザインについてのエントリーをじっくりと読んでみてほしい。
 何らかの発見があるでしょう)

自分の文章であるのに、実に不思議なことですが、これに関して、12月1日に
販売が始まった「ほぼ日5年手帳」の製作チームの方のブログ
 ほぼ日5年手帳情報室「5年」という時間。
の中に、
  未来の自分が読むのを楽しみに綴る、
  タイムカプセルのような「ほぼ日5年手帳」。
という話が書かれていました。
なるほどと思いました。昔、糸井重里さん自身がそうしたことをツイートされて
いました。
  「ほぼ日手帳」は、書くものだとか記すものだとか思わないほうがいい。
  読むものなんですよ。じぶんで書いたものを読むときが、いちばん役に立って
  いるときなんです。
  たとえばいま「出口も設計する」というじぶんのメモを読んだ。ああ、と思い
  当たることがいくつか浮かぶ‥‥。
  (参考)ガリラボ通信2011/12/11

「デザイン」というワードでガリラボ通信を検索して、出てきた記事に没頭していた
自分を振り返り、ゼミ生に向けて書いていたエントリーですが、実はそれは未来の
「自分」に向けて書いていたわけです。面白いはずです。^^
糸井さんのツイートからしても、感じたこと、考えたこと、やったこと、そうした
日常のことを継続的に綴っていくことは非常に重要であろうかと思います。

私の場合、このままいけば、10年間以上ガリラボ通信を続けることになるでしょう。
人生の6分の1、そして仕事人生であればその4分の1ほどがそこに記録されている
ことになります。
膨大な量の文章がそこに蓄積されていることになるでしょう。

膨大な量のゼミ生の活動の記録が蓄積されているガリラボ通信は、ゼミ生はもちろん
読んでくれているでしょうが、学内外の方が意外に読んでくださっているようです。
さらには、私の子どもたちも読んでいるようで、ガリラボの活動を踏まえ、たまに
面白い提案をしてくれることがあります。
つい先日、大学同窓会の研究を行なっている息子が、ゼミ新聞があることを知っていて、
他大学の同窓会報を見せながら、卒業生が飲みながら大学のことを語る特集をヒントに、ゼミの卒業生で飲みながらゼミのことを対談し、それをゼミ新聞部が取材して対談記事
を掲載するのは面白いのではないかと、そんな提案をしてくれました。
面白そうですね。社会人となった歴代の学部ゼミ生や大学院生とかが集まって
ガリラボについて語る」とか、ゼミ新聞としてはすごく良い題材であろうかと思い
ます。
来年あたり実現させてくれると嬉しい。
 
スマホもパソコンもなかった時代、情報伝達はどのようにしていたのか?
次の記事(昭和のビジネスを再現してみた)を娘が紹介してくれ、ゼミの課題として
やってみて、レポートをまとめてみてはという提案をしてくれたこともありました。
ゼミ生にとって当たり前になっている現代の情報環境のことを理解する上で非常に
面白い課題かと思いました。
いつかやってみたい。

ゼミ生はもちろん、それ以外の方からでも、色々な提案をしてもらえると、ガリラボで
それに挑戦してみたいと思います。
面白い提案をお待ちしています。






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