2017年12月19日火曜日

360度カメラのモデリングへの応用可能性

1限目はデータ分析の授業。15ゼミ生は、前日にM1(17)多賀を講師に勉強会を開き、
その上で授業に参加しています。そのせいで、60名ほどの受講生で授業中の課題を
最初に提出するのは大体が3年(15)八並。予習はやはり重要です。

授業後、M1(17)多賀と山下との院ゼミ。
レイブとウェンガーのテキストには入る前に、前の週に紹介した左官屋さんの熟達化で
話題の「モデリング」の手法について山下が調べてきていて(参照)、テキストそっち
のけで、その話題でしばし盛り上がりました。
教師の熟達化をテーマにしようとしている山下にとってこの「モデリング」という手法
は非常に魅力的に映ったようでした。
そしてモデリングという手法で使われている「ビデオ映像」というツールが、ガリラボ
であれば「360度映像」が使えます。
周囲全てを見渡してのモデリングは、教師の行動だけでなく児童生徒との相互作用の
あり方を検証していける可能性があります。
モデリングのためのツールとしての360度映像には教育現場での可能性を感じます。
専門家の育成で特定の分野では行われているでしょうけど、360度映像、そしてその
拡張としてのVRなどを教師の熟達化のツールとしていくのは、面白い取り組みになって
行くかもしれません。
次年度は時間ができるので、この面白そうな取り組みに、積極的に協力して行きたいと
思っています。
 
モデリングとまったく異なる話題ですが、佐藤雅彦さんの本をめくっていたら、
次のページに目が留まりました。
薄く「紙のうらから こんにちは」という文字が見えます。
次のページが透けて見えているのだと無意識に思っていたわけですが、ページを
めくってみて・・・



驚きました。そして笑ってしまいました。



本当に「紙の「うら」からこんにちは」していました。笑



こんな期待を裏切るアイデアは楽しいですねぇ。
ガリラボのゼミ生には、こんなちょっとした楽しさを作り出すアイデアを
いつも考え、アイデアを生み出す訓練をしておいて欲しい。
周囲が楽しくなると、色々なことがおおむね良い方向にいくものですから。
 
アイデアの力で周囲を楽しくさせていきましょう。

 


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