朝の会議、そして2限目のM1(17)多賀と山下とのゼミを終えた後は、ひたすら
ガリラボのこもって作業しておりました。
今日も閑散としていて4年(14)児玉が15時ごろに帰るとX年(14)塘添が一人で
黙々と何やらやっていました。児玉と入れ替わりに3年(15)八並がやってきたの
で、極秘(笑)に進めていた作業について合図を送り、次の表紙と裏表紙を完成
させてくれました。
今、過去のゼミ新聞をすべてまとめた冊子を編集しております。すぐに頼める
ゼミ生が私の近くにいなかったので、いつも頼んでいる八並にお願いして極秘
(話すチャンスがなかったので自然と極秘になったのですが・・・orz)に、
次の表紙と裏表紙をつくってもらいました。
創刊号からの29号までをまとめると、本文は430ページほどになります。
編纂もすべて終わりました。
この表紙に包まれ430ページの新聞アーカイブが完成します。これまで、これ
までのゼミ新聞全てを閲覧できるようになるので、ガリラボの過去10年をざっと
眺めることができるはずです。完成をどうぞお楽しみに。
ちょっとしたプロジェクトが終わりました。
さて、本日、もう少し大きなプロジェクト(?)も終わりました。
エスノメソドロジーの手法で授業という実践の秘密の解明に挑んでいたM2(16)大野の
修士論文がついに完成したのです。
6万文字ほどあります。
A4用紙にして60ページほどあったでしょうか。
何度も読みました(読まされました笑)が、かなりの力作です。
昨日のガリラボ通信で書きましたが(ガリラボ通信2018/1/29)、こだわりがない
ところに良いものは生まれません。
M2(16)大野はこのこだわりを強く持った典型例ではなかったろうかと思います。
次のタイトルの読み応えある論文です。
授業のエスノメソドロジー
― X小学校の外国にルーツを持つ子どもの行為を軸に ―
ただ力作なだけにちょっと難解で、私と大野、そして副査の先生しか読まないものになっている可能性もありますが(笑)。
だた、それはあまり大事ではなく、こうした力作を最後までしっかりと仕上げたと
いうことが重要だと思うのです。
非常にエネルギーのいることで、情熱を捧げないと出来上がるものではありません。
読みにくいということで、論文自体が評価されることはたぶんあまりないのだと
思いますが、そうした難解のものを6万文字もの長さで首尾一貫していった能力は
評価されるべきでしょう。
終わって、大野曰く「提出してみると、そこまでの感慨はない」とのこと。
よくわかります。
「終わった、万歳」で何もしなくなるのはぼんくらの証拠。優秀な人というか、
懸命に仕事をしている人たちは、一つのことが終われが次のことが待っているわけで、
感傷に浸っている時間などないのが普通ですから。
案内
ガリラボは、私は徐々に来年度の準備を始めています。
来年度の活動計画を立て、具体的に文章化を始めています。
その手始めに、本日、3年生に対し玉名で活動するチームの募集をかけました。
来年度は私が時間があるので、精いっぱい大変なことをさせようと思っております。^^;
学生時代、それぐらいやらないとですね。
何のために、暇な時間をたくさん持つ学生なのか。
それを海を見る自由にあててほしい。
「海を見る自由」ということばは東日本大震災の直後に有名になったことばです。
「あの坂をのぼれば(ガリラボ通信2012/10/7)」でも引用しています。随分前の
やつですが一度目を通してくれると嬉しい。
また引用した原本「立教新座高校の校長メッセージ2011/3/24」もどうぞ。
もう7年近く前のことになります。
ガリラボのゼミ生が中学生ぐらいのころでしょうか。
大学生になった今、じっくりとこの校長先生のメッセージを読んでみてはどうでしょう。
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