2009年12月7日月曜日

絵地図に埋め込むコミュニケーション回路

休日明けのガリラボは大入り満員でした。

朝からMOREの1年生たちが東京のお土産を持参してやってきました。

しばらしくて、そのMOREの連中にPCを教えるべく4年中村が登場。
中村にはその後3年生向けにFLASHの勉強も頼みました。
20時ぐらいまで色々と試してくれてました。
その他の4年生は藤木、園田がやってきて9日の発表練習の準備に精を出しておりました。

今日は月曜日なので3年ゼミの日。なのでこの日のガリラボの主役は3年生。
かなり長めの打ち合わせを行い、それぞれについての活動を明確化させていきました。
昨日も詳しく書きましたが、やろうとしていることは大変面白いのです。
それをどうカタチにするか。
どう表現するか。
そのための頑張りを期待しています。

本日打合せた中でひとつのカタチが生まれたのは水俣チームの絵地図の問題です。
絵地図を作ることは決めていたけれど、それにどういう意味を持たせるかが少々不明瞭さをもっていました。
本日の話し合いの中で、単なる絵地図ならば小学生でもできること、大学生であればそこに何か新しい表現に挑戦しないといけないと話しました。
話の中で生まれたアイデアが紙とネットのコラボレーション。

越小場での絵地図は公民館に貼ってありました。
あれは越小場という物理的空間を公民館の中に閉じ込めるテクノロジーと言えます。
外から中という内向きの一方向ベクトルを生み出しています。
ならば、逆方向のベクトルが生まれるようなテクノロジーを絵地図に埋め込むということを考えてもよいのではないでしょうか。
もちろん完全にそんなことはできないのでしょうが、絵地図上でたとえばQRコードによって内部から外に向った接続をすることは可能です。
QRコードがあることで、絵地図と閲覧者はケータイなどのリーダーを使ったコミュニケーションが生まれるはずです。
このコミュニケーションを介して、公民館という内部がネット上においた仮想外部空間と接続するようなそんなことをやれれば面白いのでないか、と。

もっともこれまでそういったことはやられています。
しかしたぶん越小場では初めてのことになるでしょう。

さらに、こんなローテクにハイテクを融合させたものを、ひとつのディスプレイとしてどこかのお店などで利用してもらうというアイデアなども打合せの中ででてきました。
まだ粗削りなアイデアですが、少し洗練させると絵地図による面白いコミュニケーション回路をデザインできるのではないかと思います。

水俣チームにはこの荒削りな理屈をしっかりと理論のカタチにまで昇華させてほしいと思います。
新しいことではないのですが、それについて新い見方を理論として提示すれば多くの人に役立つテクノロジーを生み出せるかもしれませんよ。
知恵の絞りどころです。
夢に出てくるほど考えてみましょう。

2年生もひとりやってきました。
お昼ぐらいだったかな(?)、先週末、鹿児島に試合に行っていた2年の宮下です。
みなさんにとお土産を持ってきてくれました。
男子学生なんです。
いや、驚きました。
2年生からお土産をもらうのはほとんど記憶にありません。
3・4年生みな感心しながら、そのお土産をあっという間に平らげておりました。
 
 

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