2009年12月20日日曜日

継続させる工夫

大変寒い一日なりました。

暖房も入らないので本日はおとなしく自宅で仕事をしております。
気がかりなことがあって胃の痛い思いをしながらですが。

ということで、ガリラボのメンバーとはメールのみでのコミュニケーションでした。
メールですが本日は個別には6人ほどと会話(連絡)しております。

そのメールの一部に3年生のガリボイスに関係することがありました。
最近、ガリボイスへの取り組みが低調なんです。
4月から毎月やってきたことなんですが、10月頃からおかしくなり始めました。
いわゆる中だるみってやつでしょう。

ガリボイスは、3年のゼミ生だけによる自律的な活動でした。
 1 担当者がテーマを発案し、
 2 それをメンバーに流して、
 3 メンバーはテーマにそって文章を書き、
 4 それを新聞に投稿すると同時に私宛にも送る
 5 新聞に実際に掲載されれば、それを私に報告する
 6 新しい月になったら1に戻る。
こんな感じの活動ループを自分達で回していたのです。
そして、掲載された記事はゼミのホームページ(フォトドキュメント)とガリボイス専用のページに記録(ポートフォリオ)として残していきました。
このポートフォリオは4月以降しっかりと膨らんでいったのでした。

10月頃からこのループを回す燃料が切れてきたようです。
自律的に継続していくってほんとに難しいものです。
ガリボイスに限らずどんなことでも、そして誰にとってもそうでしょう。

そういうこともあって、ガリボイスの継続させるために、今日の3年生全員宛てのメールに

  何のためにやっているのか、それを考えながら活動しましょう。
  ぼくが面接官だったら、ガリボイスのことがESとかに書いてあれば、
  何のために新聞に投稿したんですか?と聞くと思う。
  それで相手に「なるほど」と思わせる理由を挙げることができれば
  評価はあがるし、逆に答えられなければ、なんだやらされている
  だけかと逆に評価を落としてしまうでしょう。
  何のためにやるのか、考える。大事です。

  与えられた課題は、自分の課題として変化させてしまう。
  それが一番自分にとって良いものになるし、たぶん楽しい。

といったことを書いて送りました(若干、ブログ用に修正してます)。

ガリラボの他のメンバーも頭の片隅においておきましょう。
4年生ではガリボイスを卒論、院生だと修論と置き換えて考えるといいですね。^^

誰でも継続は難しいんです。
しかしそれができる人がいる。
どうしてか。
継続しなければいけなくなる強制力を自分に与えるように上手に工夫しているんです。
分かりますでしょうか。
6月のキャリアセンターのシンポジウムで取り上げた大学生の勉強法という本の中に、京都大学生を事例にして、彼らの涙ぐましい継続の方法が書いてあります。
京都大学生だって勉強を継続するのは大変なんです。
そんなの当たり前です。
だから工夫する。
継続が難しいから、継続できるように環境を工夫をする。
そういう工夫の違いこそが、大きな違いが生む。
現役で市役所に合格したある4年生と先月話した時にこんなことを僕に言いました。
家にいると絶対に勉強しない。ぼくは誘惑に弱いんです、と。
だから、試験勉強はずっと大学の図書館で、図書館が閉まるまでやっていたと。

これは試験勉強を継続させるひとつ工夫ですね。
ガリラボのメンバーもそういう工夫を身につけていきましょう。
私もメンバーも一人なので、しっかりと身につけていきたいと思います。


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