2010年12月6日月曜日

ガリラボの探究テーマについて

本日のガリラボは、土曜日の玉名でのフィールドワークの反動だったわけでもないでしょうが、人がほとんどいませんでした。
理由は実は簡単で、私が13時~18時までずっと会議で研究室を不在にしていたからです。
13時前に出ていくとき、たまたま誰もいなかったのでカギをかけました(当たり前ですが)。
そのまま夕方まで閉鎖されたわけです。
平日にこんなに長時間ガリラボの活動が停止するのは久しぶりのことではないかと思います。
 
さて、ガリラボが開放されていた午前中には、4年(07)門前と迫中が卒論のパワポ作りをやっていました。
話はそれほどしていませんが、きっと進んでいるものと思います。
 
お昼休み、3年(08)坂本と大塚を呼び、忘れないうちにランチミーティング。
持ち帰った膨大なデータの処理方法を考えていくための、今後のスケジュールについて相談しました。
長時間の缶詰になって話す必要があると思ったので、土曜日午後に缶詰めになって議論する約束をしました。
その場で、この膨大なデータの処理方法の素案を考え、次回、3年生に提案してみようと思います。
 
データの処理方法はおいといて、やっぱりフェースツーフェースで話をするものです。
やっぱり、アイデアは、対面で、そして楽しい会話の中からのようです。

3人で(たぶん)楽しくランチミーティングしていると、各チームが玉名で出会った人たちにお礼のはがきを出してはどうかと大塚が言い出しました。
8月のフィールドワークでもそう思っていたそうですが、映像コンテストの方で忙しくなっていたので言わなかったとのこと。
お礼のはがき・・・いいコミュニケーションですね。
素晴らしいコミュニケーションのデザインではないかと思います。
 
電子メールで簡単に連絡できる時代だからこそ、はがきのようなメディアは、相手にこっちの気持ちを届けるための効率的な手段になるでしょう。
ガリラボでは以前もそうしたことやっていたことを失念しておりました。
玉名FWに参加した院OB(08)佐藤がこのアイデアを大塚に示唆したとのことでした。

ほら、やっぱりそこでもフェースツーフェースのコミュニケーションなのです。
対面で、ある程度時間をかけたコミュニケーションって本当に大事。
それを無駄に感じ、そして面倒だと思ってしまうと新しいアイデアとはなかなか出会えない。
要するに新しい企画を生み出すのが難しい。
そう思います。
 
話がずれました。コミュニケーションのデザインの話に戻ります。
 
コミュニケーションのためのメディアは無数にあります。
近年のデジタル技術は簡単なコミュニケーションのメディアをたくさん生み出しました。
しかし、今回は、アナログなはがきというメディアを選びます。
面倒だから、それを選びたいと思います。
あまりに簡単なものは他人に声を届けるのは困難です。
 
ガリラボの思いをはがきというアナログメディアに乗せ、玉名の方々に送ります。
 
夕方、M2(09)の吉本が顔を出しました。
修論の話をしましたが、その中心の話題はコミュニケーションのデザインです。
学校と保護者とを接続するコミュニケーションのデザインが吉本の修士論文のテーマになっています。
ほら、ここでも、コミュニケーションデザインです。
 
ガリラボゼミ生の皆さん、ガリラボで探究しているテーマのひとつとは、(これまであまり明確には伝えていませんでしたが)実はコミュニケーションデザインです。
それで、タイトルこそバラバラですが、実は、卒論、修論のほとんどがコミュニケーションデザインなる問題意識がテーマの奥底に横たわっているのです。
 

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