2011年7月22日金曜日

「情報社会とコンピュータ」前期最後の講義

今日はとりあえず講義の中で最も力を入れている(主担当している科目で
履修者がもっとも多いからですが・・・)、「情報社会とコンピュータ」の前期
最後の講義でした。
最後は「情報社会のリスクと安全」をテーマに「失敗学」について話しました。
自分自身大変気に入っている内容なので、一週間前からパワポの入念な
チェックとどうやってエンディングに持っていこうかとその段取りを頭の中で
ずっと考えていました。
 
エンディングとは、スラムダンクに出てくる山王工業の堂本監督が、湘北高校
に負けた後、山王工業の選手に声をかけるシーンです:

  「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる
 
この1コマの絵とセリフを体の芯で理解してもらうため、失敗というものの意味を
理解してもらうために、それまでの時間すべてを捧げました。
 
はっきり言いまして全力をかけた90分だったので、終わった後、疲労は半端ない
ほどです。
夕方、4年(08)大塚との原書購読をやりましたが、半分居眠りをしながらの読解に
なっておりました。

ちょうど授業評価のアンケートの集計結果が返ってきましたが、この講義について
は、総合評価として「この講義を他の学生にも勧めたいか」との質問に94%の学
生が「そう思う」と回答しているようでした(ちなみに昨年は95%ほど)。
 
と、かなり高い数値なのですが、大塚曰く。
記憶にあるのは、スラムダンクのシーンだけです、とのこと。
・・・・まぁ、そんなものでしょう、講義というのは。。。
わたし自身がそうでしたから。。。orz

----

さて、ひとつの講義が終わり、肩の荷を下ろしたわけですが、ほっとしつつ
ガリラボでは、今日は3年生の面談を5人ほど行いました。
進路面談というやつです。

午前中に志柿、松崎、午後は草原、宮本、中島でした。

周囲はたくさんのガリラボの学生たちが取り巻いています。
個人面談とは程遠く、あちこちからコメントが飛出し、集団でのアドバイスしてい
る状態となりました。
草原など、勤務地がどこでもいいということだったのだ、では、お前は国際的な
舞台で活躍しろということで、国際的に活躍できるとなると遠洋漁業がいいとか、
まあ適当なアドバイスが出ていました。
 
さて、この面談を学生に評価させるとどうなるでしょうか。
恐ろしくてとてもではありませんが、そんなのは遠慮したいと思います。
  

以上、面談という名の明るいガリラボでの雑談がたくさんのゼミ生を巻き込んで
展開されていました。
   

0 件のコメント:

コメントを投稿