2013年1月17日木曜日

ゼミ新聞部よりのお知らせ~第1回ゼミ新聞コラム総選挙

こんにちは。ゼミ新聞部長の10森本です。
先日募集したコラムですが、9名の方から応募がありました。
OB/OGの方からも投稿して頂きました。
お忙しいところ本当にありがとうございます。
この9作品の中から優秀作品を決めたいと思います。
投票を、一番下にあるフォームからお願いします\(^o^)/
投票の期限は1月21日(月)です!(*^_^*)

なお、最優秀者の発表は1月23日(水)のガリラボ通信上で行います。
 

----------------------  エントリー作品 -----------------------------------
① 嘘
僕の好きなもの、それは彼女だ。
一年前に僕から告白して、お互いに思いは同じということが分かり今に至る。嘘だ。今まで書いたことは嘘だ。
しかし、少し、嘘ではない。僕が好きなのは嘘(フィクション)だからだ。僕は様々な嘘が適度に好きだ。人はこれを『広く浅く』という。今回はその広く浅くの中から、最近、好きになったトム・クルーズについて書きたい。
僕の好きなもの、それは彼(トム・クルーズ)だ。彼の魅力は多種多様な媒体、切り口で語られるが、僕は彼のある性格的な面から彼を語りたい。それは勝負師的な面である。
彼の勝負師的な面、それは実験的な監督選びである。特にミッションインポッシブル:ゴーストプロトコル(トム主演・製作)の監督が凄い。アニメーション監督を起用したのである。話題性があるとはいえ、なかなかできることではない。観客は正直だ。話題性はあっても、駄作ならヒットはしない。結果、ゴーストプロトコルはシリーズ最大のヒットを記録した。トムは賭けに勝ったのだ。
これからも彼の創り出す嘘を楽しもうと思う。

② まんじゅう
何方も煩いと言われたことがあるだろう。勿論口煩いといった類いのことかもしれないが、好きが過ぎた故に一言申さずにはおけない物が、何方も一つはあるものだ。かく言う私は、「まんじゅう」に煩い。
餡も好きだが、皮も好きだ。餡は黒でも白でも良い。薄皮でも破れでも良い。つまり、まんじゅうは全部好きなのだが、殊に旨い物となるとそう多くはない。と言うわけで、これぞと言う3つをご紹介しよう。
まず一つは「恭栄堂植木店の“甘酒まんじゅう(こしあん)”」だ。県下に展開する恭栄堂は、所謂フランチャイズ。しかし、店主によると、餡は各店舗のオリジナル、中でもここの物は絶品である。続いて大牟田より「菓舗だいふくの“かすてら饅頭”」だ。カステラ饅頭は数多く食べたが、ここの口溶けの良さには驚く。実は大牟田は、カステラ饅頭発祥の地。流石元祖である。そして最後は、御存知「蜂楽饅頭地下センター街店の“クロ”」である。クロ幾つ、シロ幾つと独特の注文を行うこちら、父が側で働いていたこともあって、我が家では定番のおやつであった。
さて、皆さんは何に煩いだろうか。

③ いつだってどこだって
冬眠したい。そう考えたことがあるのは私だけではないはずだ。寒い日に布団にもぐり永遠に眠っていられたらどんなに幸せか。私は眠ることが大好きだ。
人間は眠る。1日のおよそ3/1は眠っている。つまりは人生の3/1は睡眠なのだ。よって眠るという行為は人間の人間たる所以であり人間が生きていく上で当たり前に求める生理的欲求といえる。従って、いついかなる状況であろうと眠りを求めるのは人間が生きようとする生存本能の訴えなのだろうと私は考察する。
私は常々最高の睡眠を追い求めている。では、最高の睡眠とは何か。目覚めがよいことか、疲れがすっきりととれることか。確かにどれも重要だ。しかし私にとっての最高の睡眠とは、ぐっすりと眠ることである。死んだように眠ることである。寝て、起きるまでがまるで一瞬だったように感じる時、それは最高の睡眠を経験している。枕の位置、布団のかかりかた、全ての要素が一致したときその眠りは訪れる。
今日も私は眠る。至福のその一瞬を、いつだって求めながら。

④ きなこ
新年一発目の手料理はあべかわ餅でした。お餅が全く見えない程きなこをかけ、幸せな新年でした。あ、どうも中島きなこです。
私がきなこを愛し始めたのは、きなこだけを食べることも当たり前になった高校生の時。口に入れた瞬間広がるあの風味と香り、そして甘さの中に隠れたしょっぱさ。やめられない、とめらないです。実はきなこの歴史は奈良時代までも遡るとか。しかも、青大豆からとった、青い「青きな粉」もあるんです。話を戻しますが高校時、実は私、ゴマときなこの不倫関係でした。そう、タピオカが熊本で流行っていた時代。県大の目の前にあったタピオカ屋さんで、ゴマ味ときなこ味で相当悩みました。
あれから5年。ゴマとは別れを告げ、きなこへ一直線。ヨーグルトときなこを3:7の割合で合わせることがマイブームに。おかげで一袋5日のペースでした。だから家族からは「きなこを大事にしなさい」と言われたことも。わかっていますよ。だってきなこなんだから。
最後に冬のお勧めレシピ。きなこ豆乳です。コップにきな粉と砂糖を入れ、温めた豆乳を注ぎ、混ぜるだけ。イソフラボン!!

⑤ 私の好きな
夜、この人に会うために、昼間は嫌なことがあろうが頑張っている。
昼間会えず、我慢しているからこそ会いたくなってしまう。
何時ぐらいからこんなに好きになったのだろう。
私には少し冷たいのだけれども、そこがまた良いところで、それが言葉には表せないほどだ。
冷たいほどに、好きになってしまうというのも自分でもどうかと思うが、そうなのだから仕方がない。
帰ったとき、ごくたまにだけど、いなくなっていると、心配でおかしくなりそうな時があるほどだ。
近所を探しまわり、ようやく見つけ出し連れ戻したときの安堵感を理解できる人がいるだろうか。
夏に会うのが一番いいな。
花火でもある時に、花火を眺めながらとか最高だ。
これは誰もそう思うはず。
ただ残念なことに、冬になると素晴らしさが半減してしまうのだ。
真冬の凛とした寒さの中、きれいな星を眺めながら君を握りしめて、というのは避けたいところだ。
そうは言っても、一年中、君を嫌いになることはないだろう。
今日も元気に帰宅。おっ、ちゃんとあった! Beer! このために私は頑張っている。

⑥ ついつい・・・
仕事を終えて帰宅した私は、母の手料理を堪能したあと、なぜか満腹に至らないため、つい手を伸ばしてしまうものがある。ラスクのようなものにチョコレートを染み込ませた「しっとりチョコ」(180グラム198円)というスナック菓子と、嫌いな人はいないであろう「ポテトチップス」である。甘さと塩味を牛乳とともにいただく・・・これが私のストレス解消なのだろうか。
どれほどこのような夕食を繰り返しただろう。お酒を飲まないのだから、これくらいいいのでは。おかげで私のお腹周りは「ぽっちゃりヨコ」、二の腕あたりは「ボテッとチョップス」と言った状態に至ってしまった。
忘年会にて若手メンバーでダンスに挑戦したものの、それだけでは解消されないモノを身につけてしまったようだ。

⑦ 好きなこと
私は「新しいことを知ること」が好きだ。新しいことを知った時の感動は何ものにも代えがたい。普段の生活でも感銘を受ける本を読んだり、あっと驚く様な近道を発見したり、友人の意外な一面を知ったりなど沢山ある。些細なことでもそれを知った時はとてもうれしく、この感動が自分の人生を豊かにしてくれる気がするのだ。
また、私はこの感動を得るために心掛けている2つのことある。1つ目は、感受性を常に先鋭にしておくこと。どんなことでもまずは共感し受け入れる。初めから食わず嫌いをして自分の可能性を閉ざすのはもったいない。2つ目は、一旦受け入れても駄目だと思ったら潔く捨てること。駄目だと思ったことは結局途中で投げ出してしまうことが多いからだ。
大学では間もなく約2か月間の春休みが始まる。春休みは新しいことを発見するには格好の時間だ。何故なら沢山の本が読め、色んな所に出かけられ、様々な方々と出会える時間が十分にあるからだ。この春休みは多くの新しいことと出会って、豊かな学生生活の糧としたい。

⑧ 「け」?
「久しぶり!どれくらいぶりけ?」今年の正月に同級生たちと再会し、このような会話を交わしていた。鹿児島へ帰ると、自分でも驚く程すぐに話す言葉が変わる。地元を離れて7年経つが、生後18年過ごした土地の言葉は今でも忘れないようだ。
鹿児島弁では「~け?」と、疑問文等の最後に「け」を付けることがよくある。友達との会話でも普通に使う。「この話してなかったけ?ごめーん」そんな会話もいつも以上に和やかに感じた。
九州内でも独特の方言だと言われる鹿児島弁。特にイントネーションが違い、言葉の端に「~け」のようなものがついたり、単語自体が標準語とは全く違ったりするものも多数ある。例えば「頭」は「びんた」になる。県外の人には驚かれるが、薩摩の人は皆分かる。帰省するとこれらの言葉を普通に耳にし、当たり前のように自分も話す。私の故郷はやっぱりここだと実感させられ、何だかとても落ち着く。そんな自分の気持ちまで変化させてくれる鹿児島弁が私は好きだ。
そういえば、正月はつい夜更かしをしてしまい、夜中にトイレに起きてきた祖母に「まだ起きてるのけ?」と何度叱られたか分からない。それもまた好きな言葉だった。

⑨ メロンソーダ
私はメロンソーダが大好きだ。外食した際や、映画館で映画を観るときは必ずメロンソーダを飲む。ファミリーレストランのドリンクバーでは舌が緑色になるまで飲むこともある。
なぜそこまでメロンソーダが好きなのか?理由はメロンソーダには、他のジュースとは違った「非日常感」があるからである。よく考えてみたら、メロンソーダは日常の生活ではあまり目にすることはない。自動販売機やコンビニなどでも売っていない。外食産業限定の飲み物と言っても過言ではないだろう。幼いころから、外食したときにはメロンソーダ。メロンソーダを一口飲むだけで、どこか懐かしくワクワクした気持ちになれる。
メロンソーダについて調べてみると、私たちが外食の際に飲むメロンソーダには大きく二種類ある。コカ・コーラの「ファンメロン」とサントリーの「POPメロンソーダ」である。若者に馴染みのファミレスで言えば、ガストのドリンクバーは「ファンタメロン」でジョイフルのドリンクバーは「POPメロンソーダ」である。ちなみに私はファンタメロン派である。
しかし、そのどちらも一般には販売していない。なぜだろうか?調べていくとやはりメロンソーダのもつ「非日常感」が関係しているようだ。「業務用ニーズ」と「家庭用ニーズ」の違い。人々には昔から「メロンソーダは外食のとき飲むもの」という考えが定着しているらしい。日本では昔からメロンソーダの上にアイスクリームを乗せた「クリームソーダ」をデパートのレストランで飲むことが、子供のころの最高の贅沢であり、大人になっても誰もが持つ楽しかった幼いころの記憶なのである。一口飲むだけで幸せになれる飲み物、それがメロンソーダである。


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