2013年1月9日水曜日

タイムカプセルについて/県北NAVI中間報告

今日は2013年初のゼミでした。
09ゼミ生はゼミ会議を開き、ラストのゼミに向けて何をやっていくかの
打合せでした。
色々と決まりましたが、その中で、09ゼミ生も「タイムカプセル」を作ることが
決まりました。
タイムカプセルが決まるきっかけは、08ゼミ生が昨年の様子を調べたことに
ありました。昨年1月30日のエントリーがそれです。
こうしたところでガリラボ通信が活躍してくれ、書いていた甲斐がありました。
なお、タイムカプセルということで、その際に、どうしても「日常」の話をしておき
たくて、村中、草原、谷、小川、中島を前に、今現在、何も感じていない、重要に
思っていないありふれたこと(日常)が、先々は実はものがすごく大切になるのだ
ということを話しておきました。
ガリラボは、比較的、日常をテーマにしてきているわけですが、話をしていて、
その重要性について、頭では分かっているものの体の芯ではピンと来ていない
ことがよく分かりました。
それほどに日常を残すということは難しいことを09ゼミ生幹部たちの表情を
見ながら感じた今日のゼミ会議でした。
最も、こう言いながらも、私も日常の保存(アーカイブ化)にはあまり成功して
いないようにも思っていますけれども。^^;

12時からM1(12)坂本、4年(09)中島、志柿と共に、菊陽町の活動についての
まとめ冊子を作る打合せを行いました。
この活動こそ、日常を残していくことをメインテーマにしたものでしたが、日常を
残すことの重要性は、著作権以上のものがあることを話しておきました。
もっともある条件下でのことですが・・・
著作権に過剰反応し過ぎると、本来、残していくべき情報が残らず、公共的価
値を損ないかねない。誰もが喜ばない事態を招くことにつながってしまう危険性
があります。

・・・日常の記録とはほんとに難しく、それゆえに挑戦し甲斐のあるテーマなのです。

16:10からは10ゼミ。その前に、県北NAVIの3グループはガリラボで必死で
準備を行っていました。

2013年初の10ゼミが始まりました。

今日のプログラムはこんな感じです(↓)。

明るく、田中ゼミ長の司会でゼミが進行していきます。

今日のメインは県北NAVIチームの中間報告です。
荒尾、玉名、和水をフィールドにしたそれぞれのチームから、作品の発表を
行ってもらいました。
発表する玉名チームのリーダー3年(10)吉村です。

荒尾チームのリーダー保坂。

和水チームは、リーダー森本が就活で不在のため、代わりに田中ゼミ長が
発表しました。


どのチームもまだ未完成で、私から辛口のコメントをしておきました。
そして時間はまだある、ガンバレとの激励もしておきました(と思います)。
辛口のコメントのほとんどは、扱っているメディアの性質を考えきれていない
点でした。
耳を使う、目を使う、それぞれのメディアで使う器官は異なります。
それが人間に大きな制約を与える。
その制約が、該当メディアの特徴を決めていくことになるわけで、それをしっかりと
見抜いたうえでメディアはデザインしなければならない。
そこがまだかなり甘い。
例えば和水町の場合、長めのレポート風の映像は、旅で持ち歩くパンフと組み合わ
せるのは不適切ですが、しかし、それは例えば食堂のテーブルにリンクがある場合は
優れたコラボになります。
組み合わせのデザインによって、同じものであっても評価は変わります。
そうした点を熟考し、興味深いものをデザインしてほしい。
出来上がったものは2月1日に11ゼミ生の前で発表です。
そして完成度を高めたものは取材でお世話になった方々のところの持って行って
もらうつもりです。
リーダーたち頑張れといいたい。
私から辛口コメントをもらわないような、見事なデザインを生み出してくれることを
期待しています。
 
 

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