2014年3月9日日曜日

面白い仕事をするには

日曜午前中はインプットの時間と決めています。
年に数回は諸事情により出来ない時もありますが、それ以外はいつも
情報収集をやっています。いつもです。単調ですが、これをやらなくな
るときっと、頭から新鮮さがなくなり、日々が面白くなくなるだろうなと
思っています。

今日の収集作業で見つけたのが、4ローターのWiFiラジコンヘリでした。
そのことは、ひとつ前のガリラボ通信に書いた通りです。
これを見て、空撮チームというアイデアを思いつき、ガリラボにそれを
持ち込めばきっと面白かろうなと、一人で勝手にワクワクしておりました。

そんなことをやりながら、M1(13)坂口と読んでいる新入社員の人材育成に
関する実務書(博報堂の人材育成チームがが出している本です)もずっと読んで
いました。
最近の新入社員の特徴をつかみ、それに合わせる形で、新入社員の能力開発を
を行うメソッドが、OJTのインストラクター向けに書いてあるのですが、私自身は
これをゼミ生の能力開発をイメージしながら読んでいて、そうすると、なおさら
面白い内容に感じています。
今日読んでいたところで、新人には次の2つのWHATが大切だとありました。
(1)いま何のためにこれをしているのか
(2)自分はどうしていきたいのか
大事なことですね。ゼミ生にも大事なことかと思います。
こういった問いを持っていれば、目の前の「作業」も「仕事」となっていく。
面白くなって行くのではないでしょうか。
 
関連する次のブログを見つけました⇒「やりたい仕事」を引き寄せる人生の法則
その中に、
  仕事の九割は、地味で単調な作業の連続です。
  「神は細部に宿る」と言いますが、
  その神を掴まえるには、目に見えない「地味で単調な作業」の積み重ねが必要。
  それがあって初めて、目に見える成果が生まれるのです。
とありました。仕事は大半が単調な「作業」であり、私も日々がそうです(ゼミ生は、
私がやっていることを見ているはずです。特に研究室によく来るゼミ生だと、私が
いつも何をやっているように見えているでしょう?)。
地味な作業を間違えずに100%を目指して、コツコツがやっていくこと(PROGで言えば
リテラシーの部分です)が重要です。
そうやっているとどうなるか。上のブログによれば、
  私の経験では、
  地味な仕事を、「面白い」「やり甲斐がある」と思って取り組んでいると、
  不思議なことに、「やりたい仕事」が、自然に集まってくるのです。
とのことです。
まったく同感です。その通りだと思います。
でも、そうやるのは難しいですね。
日々の作業は単調で退屈で、さらには調整作業などあると周囲から嫌な顔をされ
ながらですから、マイナスでさえあるものです。
だけど、それを乗り越えて行くプロは次のような流儀を持っているのだと上の
ブログは教えてくれます。
  実は、一流のプロフェッショナルは、
  退屈に思える仕事を「やり甲斐のある仕事」にする心得を身につけています。
  それは次の「三つの心得」です。
  第一は、「仕事を研究する」こと。
  第二は、「仕事の意味を考える」こと。
  第三は、「仕事の彼方を見つめる」こと。
詳しくはブログを読んでください。
この3つの心得は、上の2つのWHATに重なっています。
テキストとブログとはまったく独立に書かれているわけですが、成長に関する
基本的手法は普遍的なようです。
今週末はM2(12)及び4年(10)ゼミ生の卒業式です。
そのほとんどは4月から新人社員になります。
ここの話しを多少でも良いので頭に入れておくといいかもしれません。
また大学院に進む2名、そしてまだガリラボに残留する11ゼミ、12ゼミ生も
ここの話を頭に入れてこれから行動していくと良いでしょう。
面白いゼミ活動をしていくために、ですね。
それが出来ると、1年後には、自然な成長レベルを遥かに上回る成長を遂げて
いるはずです。きっと。

最後に、上のブログの最後の部分を引用しておきたいと思います。
  人生において、無駄なことは、何一つありません。
  すべてが学びの機会であり、それらに真摯に向き合っていくと、
  自然に、腕が磨かれ、人間が磨かれていきます。
  自分の仕事を、
  どこまでも前向きに見つめること
  その姿勢は、「良き仕事」「良き人間」「良き機会」を引き寄せ、
  さらには、「良き運気」さえも、呼び込んでいくのです。
私もしっかりと頭に刻み込んでおきたいと思います。

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