2014年3月4日火曜日

ラーニング探求塾リフレクション、チームJob'sのI.cafe

今日は午前中は10時より4年(10)吉村との「教育工学研究の方法」の勉強会。
M1(13)坂口も加わり、6章「質的調査法」を読みました。ここで、言語化するスキルの
重要性を改めて理解すると共に、M-GTA法なる質的データの分析方法を学んで、
早めに色々な分析方法を修得すべきだと感じました。
勉強を急ぎたいと思います。
お昼を挟み、今度は先日のラーニング探求塾(ガリラボ通信2014/3/2)のリフレク
ションを事務局の4年(10)吉村、M1(13)坂口と行いました。
これは(↓)、吉村が作ってきたリフレクション用の資料です。

2時間ほどリフクレションを行いました。
その過程のほとんどは雑談に終わることになったのですが、しかし、そこで非常に面白い
アイデアが生まれることになりました。
あちこちに話題が飛びつつ・・・、
私が金沢工業大学の特別講義で行われている仕掛けについての話をして、その他色々と
あった後しばらくして、私が「永遠のゼロ」を見に行った話し、坂口は映画館が苦手だと言い、
さらには吉村は(どういった脈絡だったかはもう覚えていませんが)何かの診断で映画監督に
向いているという結果だったという話をしていて、その流れの中で、最後には私の顔はさっと
変化しました(だったそうです)。
これだ!」と閃いたのです!
何に閃いたのかというと、もやいすとの講義のあり方です。
特に興味もなく受講する人たちに関しては、最後の成果だけを見せ、話しても食い
ついてくることはありません。
感動することなどあり得ません。
成果(結果)の部分には大変さが見えないので、それで人に感動を与えることは
ないでしょう。
講義が作られるまでの過程は非常に大変です。
ワークショップの空間デザインとして、様々なリソース(PC、ノリ、はさみ、紙、付箋等々)を
自由に使って良い環境を用意しておこうということになったのですが、しかし
そうした講義の準備も、それがただ置かれているだけでは、人はそれに何も感じないでしょう。
準備することの大変さを感じてもらい、それで周囲のこの講義に賭けた熱意を感じてもらうと
受講する側はきっとアクティブになってくれるだろうと思います。

さて、それではその大変さをどういったスタイルで表現すればよいかといことになるのですが、
「映画」が私のソリューションでした。
上手に表現する手法として、映画を作ろう!と。
その場で話して、さっそく制作委員会を作ることになりました。
どういった映画かというと、もやいすとに向けたワークショップをデザインしていく過程、そして
講義に登場する講師のみなさんに協力してもらい、もやいすと育成の講義が作られ、準備され
ていく過程をドキュメンタリー映画化してみよう、と。
それを講義の最初で流すことで、講義の意味を受講生に理解してもらおうと、そういった
ことを目的とする映画作りです。
出来るかどうか不明ですが、ワークショップの研究会と同時に映画制作委員会が立ち上がる
ことになるでしょう。

なお、映画制作に向けたこの活動はファシリテーターたちをワークショップデザインに巻き
込むことになるでしょうから、全員が自分事となっていくでしょう。
その他にも色々なメリットがあることを長いリフレクションを通して感じています。
やっぱり雑談は大切。
3月1日のワークショップで玄人チームが長時間に亘って雑談を繰り返していたのも、
そういった理由だったからでしょう。

撮影は、講義を受講する1年生が大学の門をくぐることなる4月5日の入学式から
始めようかと、そういったことになっています。
9月まで続きます。
すごく楽しそうです。
その過程で、2年生(12)には撮影だけでなく、質的調査や分析の方法なども学ばせて
いきたいと思います。

(繰り返しますが)雑談は大切です。
 

ガリラボでは今日は、3年(11)藤本、2年(12)尾堂、坂本、田中らのチームJob'sが
活動していました。
3月13日に迫ったI.cafeの準備です。
ポスターやフライヤーが完成し、学内に掲示をしてきたようです。
当日の成果などを測るためのたくさんのアンケートも完成しました。
Job'sも頑張っています。



もうひとつ。
3年生(11)で今度、空港ビルと連携していく予定のチーム(まだチーム名は
ありません)の代表(藤村)から、このチームの第1回会議の報告を受けました。
その議事録ももらいました。
色々と考えているようです。
ただし、最初だからあえてたくさん忠告を(少し厳しめに)しておきました。
忠告をバネに、大きく成長していってほしいと思います。
 
 

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