2010年2月3日水曜日

菊陽町での講演

本日は9時過ぎに菊陽町役場に出向き、院OBの黒田さんの企画した
講演に出向いてきました。

職員さんが午前と午後に分れて、それぞれ2時間づつ話を聞いていただきました。
午前中は後藤町長さんまで私のつたない講演に参加され、大変緊張を強いられました。
もっとも内容的には結構きつめの話してきましたが・・・

職位的に上位のポジションの人たちよ、あるいは年齢的に上位のみなさんよ、情報化は恐ろしく進展し、20世紀の常識的パラダイム「ゾーニング」を破壊する方向で突き進んでいる、そんな情報化の本質にその目で、その頭でちゃんと気づきなさいということを暗に盛り込んできたつもりです。

変化に適応しない、「学び」のない、個人・組織・地域は時代から降りざるをえないのです。
このことをニーチェは、
   脱皮できない蛇は滅びる
と表現しました。「脱皮」とは「学ぶ」ということです。

このことが、どれほど伝わったか不明ですが、KW塾に以前来られたSさんが講演の後、やっぱり学びって大事ですねと実感しました、といった感想を漏らされていたので、全部で130人ほど受講されたかと思いますが、その幾人かには趣旨が伝わったようです。

どこの組織でも2:6:2の法則が存在しているものと思います。

菊陽町の2割(どちらの2割でしょう?)の方々にきちんと伝わればまあ合格点であったと思い込もうと思います。


 
終了後、研究室に戻ったらちょうどうちわEBI'sの諸君が週刊うちわEBI'sを収録しておりました。
節分にちなんで院生の佐藤が鬼の面をかぶっており、思わず苦笑してしまいました。

なお、彼等のような活動を菊陽町でも展開するべく、町長さんに協力依頼はとりあえずしてきました。
どう具体化するかはわかりませんが、一度話ができたので、今後、菊陽町とガリラボとのコラボレーションを少し考えてみたいと思います。

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