2010年2月24日水曜日

天草での最後の協議会

本日は3年間続けてきた天草市地域ICT利活用協議会の最後の会議でした。
総務省のモデル事業として始まったこのプロジェクトのリーダー兼協議会の会長を引き受け、今後どうなるか不安な気持ちのままに天草市役所通いを始めたのでした。
これを引き受けたためにガリラボには色々なことが起きました。
もっとも大きかったのは2年前に学生サポート室「うちわEBI's」が立ち上がったことです。
さらに06ゼミ生たちとは天草市本渡銀天街のフィールドワークに行ったりしました。

こんなに天草市と深いかかわりになろうとは、思いもしませんでした。
が、ようやくシステムがすべて完成したことを受けてプロジェクトは完了し、とりあえずひと区切りつきました。

協議会の最後は、委員一人一人がこの3年間の思いを話し、拍手を持って散会となりました。
私からは少し長めに、地域ICTとはそれまで市民が持ちえなかった自治体レベルでの公共空間であること、さらに天草Webの駅がおそらく天草の中でもっとヒット件数が高く、いわば高視聴率サイトなんだということをお話してきました。
地デジに完全移行するまでに天草の中に定着させてくださいと熱いエールを送ってきました。

本日で天草と縁が切れるわけで、傍観者的にそんなことを言ってきたのですが・・・・
結果的には縁は切れませんでした。

協議会の形はこのまま維持して、各団体の代表が所属するハイパー団体サイトをWebの駅上にひとつ作ることになりました。
そして、それにガリラボも参加してほしいとの依頼があったのです。
全員からのそのような熱い視線を浴びたので断るわけにいかず、快くお引き受けしてきました。

なお、団体名については事務局から「天草Webの駅利活用推進協議会」との提案がありましたが、委員の一人がこれはサポートするのであるから、いっそのこそ「うちわEBI's」という名称でいってはどうかとの温かいコトバまでいただきました。

しかしさすがにそれでは、これにかかりっきりになる可能性が高くなり、私の荷が重くなるので、丁重にお断りし、「天草Webの駅サポーター」といった名称に落ち着きました。
平成22年4月1日に完成したWebの駅が正式稼働しますが、それと同時に、ガリラボは「天草Webの駅サポーター」の団体に所属し、天草市内の各種団体の方たちと一緒にWebの駅の監視、アドバイス、広報、運用支援等の活動に参加していくことになります。
勝手に決めてきましたが、頑張りましょう。

ガリラボによる支援は、これまでのうちわEBI's単独の支援ではなく複数チームがアライアンス(同盟)を組んだ形の活動に拡張しようと構想を練っています。

往復5時間ほどの車中で、院生・佐藤とアライアンスの具体的な取り組みをじっくりと話し、いくつかのアイデアをまとめました。
もう少ししたら、アライアンスを組む集団を集めた会議を開くことになるでしょう。


さて、何で車中に佐藤がいるのでしょう?
彼は28日のうちわEBI'sの発表会会場となる天草国際交流会館ポルトの会場及び会場設備の下見に行ったのでした。
私が会議の間、2時間ほどをポルトやその周辺で過ごしていたようです。
会議を終えてポルトに迎えにいったら、ポルトの職員さんと熱心に話をしていました。

写真は会議前に少し時間があったので、天草空港に行ってみました。
高台にある空港は、思っていた以上に広大な空間でした。

 

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