2010年2月8日月曜日

2名の修士の誕生

ガリラボM2二人目(最後です)、田中さんの口頭試問の日でした。
佐藤君と同じ演習室10で、18時からの開始。
論文のポイントを口頭で説明したのちに、2名の副査から厳しく鋭い質問が飛んできます。
それらに対して巧みな回答をされて、30分ほどの口頭試問は無事に終了しました。

修士論文の指導はほんとに膨大なエネルギーを使います。
特に社会学系のテーマを選ぶようになって、複雑な問題設定となることが多く、多方面の幅広い知識が要求されるようになりました。
それを複数人相手していると、私自身がかなり鍛えられます。
この意味で、非常に勉強になるためやりがいはもちろんありますが、しかしたまに多量の知識の荒海の中に投げ出された感覚に陥ることがあって、恐怖を感じてしまうこともあります。
そんなとき、どうするか・・・
勉強。それしかありません。
答えになっていないかもしれませんが、しかし、勉強でしかその海を渡る方法はないんです。

無事に口頭試問を終えた院生の2名は、私以上に勉強して、形のない混沌とした、カオスの状態であった問題にひとつの形を与えるために2年間の研究を続けてきました。
多様な知識を駆使して。
これが、非常に重要な体験なんです。
内容ではなく、活動の仕方として重要なんです。
形のない、訳がわからない状態におかれて、そこに自前で見事な形(パターン)を創り出していく。
私の前に道はない、私の後に道はできる、というあれと同じです。
仕事をしていく上で、あるいは生きていく上で大事なスキルだと思います。

2年間の研究を通し、二人ともこのガリラボでそのスキルをしっかりと身につけたはずです。
あまりにも中身の濃い2年間でした。
荒海もしっかりと漕ぎ切りました。

これで、ガリラボからまた2名の新しい「修士」が誕生することになります。
メデタイ限りです。
おめでとうございました。
感慨深いものがあります。

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今日は研究室にはあまり人は来ないだろうな~と思っていたら意外にやってきました。

まず、2年生の戸高。来てもらったのですが、ひとつのミッションをお願いしました。次回のゼミ新聞です。快諾してくれました。ゼミ新聞第7号の編集長となるはずです。

次にやってきたのが1年生(村中さん)。ゼミ生ではありません。MOREの学生です。今後のことの打ち合わせをしたいと自分からやってきました。
自発的に色々できる人を育てたいというのがキャリアセンターの思いですが、すでにそれができていることがすごいところだと思います。

15時ぐらいに4年生の田村、藤本が本を返却に来ました。4年生と会うことはほんとに少なくなりました。それぞれ今後に向けて活動を開始しているので仕方のないことではありますが、少し寂しい部分もあります。この二人に会うのも久しぶりでした。

口頭試問から19時前に戻ったら4年の松尾がきていました。それまでキャリアセンターで活動していたようです。相変わらずというところでしょうか。4年生ですが、松尾にだけはひょっとして毎日会っているような気がします。

19時からは院生・伊藤とのゼミ。12日の報告会に向けての詰めの作業を行いました。心配してましたが、少しだけ内容が深まっていてホッとしました。話をしているうちに、大学の初年次教育との接点がでてきて、なんだか面白い展開になりそうな気がしてきています。ほんとに面白くなるかどうかは、もちろんこれからの勝負になります。
 

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