日の落ちる寸前の金峰山を横目に見ながら、白川を渡り、下通りに急ぎました。
途中、玉名市の池本さんとばったり遭遇。昨日、玉名ロケ(ガリラボ通信2016/8/20)で会ったばかり
だったので、驚きました。あんな場所で、そしてあの人混みの中ででしたので、運命の糸で結ばれて
いるのでは、と思ったぐらいです。向こうも飲み会だったようです。いかつい方々と合流されてました。笑
さて、私の向かった先は約束の地。ここ最近、この場所(大漁食堂HERO海安政町店)が
津曲ゼミ院生会(隆生会)の開催場所になっています。今回で10回目となります。
参考:院生会2015 院生会2014 院生会2013 院生会2012 院生会2011 院生会2010
10回目という節目の会ですが、幹事は新人のM16大野と山口。2人で場を設定してくれました。
冒頭、私の挨拶とM06小松の乾杯で会は始まりました。
現在までの津曲ゼミ院生名簿。1期生のM06から11期生となるM16まで毎年在籍しており、
アドミニストレーション研究科において、看護管理コース以外は非常に珍しい研究室かと
思います。さらに特徴的なのは学部卒の院生の多さが群を抜いていること。こうした特徴で、
津曲ゼミ院生会は職場、年齢が極めて多様なメンバーで構成される特殊なコミュニティを
形成しています。
10回目に参加できたのは次の14名。
01期生 小松、黒田
03期生 田中
04期生 吉本
05期生 松尾
06期生 冨田
09期生 吉村
10期生 有馬、福永、藤本
11期生 大野、山口(新人)
特別会員 OG(03)菅原
会長 津曲
2時間ほど色々な情報交換をしておりましたが、最後に全員がひとりひとり近況報告を
してくれました。
上で書いたように、学校の校長先生、教頭先生、教員、市役所職員、大学職員、会社員、
経営者と多様性の強いメンバーで構成される津曲ゼミ院生会ですので、それぞれに色々
なことやっていて、報告内容は非常に面白いものでした。
冒頭のあいさつの中で、私は「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」の話をしました。
この意味は、
新規性の高い価値ある情報は、自分の家族や親友、職場の仲間といった
社会的つながりが強い人々(強い紐帯)よりも、知り合いの知り合い、ちょっ
とした知り合いなど社会的つながりが弱い人々(弱い紐帯)からもたらされる
可能性が高い。
ということで、「弱い紐帯の強み」の理論と呼ばれています。
年に1度の院生会の意味を考えた時、この関係はちょうど弱い紐帯に合致している
ように思え、様々な職場そして様々な年齢の関係者で構成されるこの場は、個々人に
大きな飛躍への機会を提供してくれる場になっているように思えます。
昨年度、ガリラボがそして大学が北稜高校と連携して活動することになったのも、この
紐帯の影響でした。
今後もそうした新しいつながりへとこの弱い紐帯が導いていってくれるものと思います。
第10回津曲ゼミ院生会(隆生会)参加者(一次会)
次の夏(第11回で)、またここ約束の地での再会を約束し、21:30に一次会を
終えました。
翌日仕事等のあるメンバーは1次会で帰宅の途につき、それ以外のメンバー
黒田、吉本、松尾、吉村、有馬、大野、山口、菅原、津曲
で2次会に向かいました。
テーブルが2ヵ所に分れてしまったので、全員で話はできませんでしたが、
それぞれのテーブルで弱い紐帯が、使えるつながりになるように、それぞれの
現状について話をしながら、背景情報の共有が行われていたように思います。
菅原の現勤務校は今年度で閉校ですが、その後のことなど話をして、いくつか
貴重な情報として私の中にインプットされたりもしましたので。こんな場でしか、
出ない話などもあったりすものです。ただ、そうした情報が後々、色々な意味を
帯びてくるものです。
また1次会の席で、小松・田中の退職が5年後だということも改めて確認できました。
私よりも少し早い。院生会としては、何か企画していかないといけませんね。
年に1度の会ですが、多様な職場のメンバーで、弱い紐帯を育む場としての
隆生会が今後も楽しく続いていくことを願っております。
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