2016年8月11日木曜日

4年前のロンドンでの言葉と今回の言葉~体操・内村選手

リオ五輪、毎日メダルラッシュですね。日本の若い世代って我々の世代とは比べ物に
ならないぐらいに世界で活躍している人が多くいるように感じるのは気のせいでしょうか。

柔道も水泳もすごいですが、団体と個人と男子体操が凄かったですね。
特に団体で金、また個人総合でもオリンピック2連覇を果たした内村選手。
2016/8/9

団体で金メダルを取った直後のインタビューがアップされていました。
冒頭が内村選手で、映像で1分15秒ぐらいのところでレポーターから「勝った理由は?」と
聞かれて、内村選手はこう答えています。
これまですごく努力してきたので、その努力じゃないでしょうか。
大変あっさりしていますが、きっとその通りの過程を着実に経てきたんでしょう。
この発言を聞きながら、4年前の内村選手の言葉を思い出しました。


実は4年前、ロンドン五輪の時にも、ガリラボ通信で内村選手のことを書いております。
4年前の内村選手です。やっぱり若い。そして野性的な感じですね。
2012/7/30

実はこの時のインタビューがすごく印象的でした。
今でも耳にこびりついています。それで4年前の私も、ガリラボ通信でこのインタビューに
ついて書いたのだろうと思います(ガリラボ通信2012/8/2)。

ロンドン五輪でも男子体操は団体で金メダルを目指していました。
当時、世界王者だった内村選手を擁しての団体戦ですから当然そう期待しますし、
選手たち自身がそう考えて競技に挑んだようです。
ところが、ロンドンの最終演技者だった内村選手がまさかのミスをして、結果的に、銀メダルに
終わったのです。
もっとも、その時は色々と複雑なことがあって、単に銀メダルということでもなかったのですが・・・。
詳しいことは、この記事をご覧ください。
 
このとき、団体戦が終わった後のインタビューで、内村選手はこう答えていました。
今まで何をやってきたんだろう。
4年前の内村選手の、演技ではなく、それまでの練習(の過程)に対する振り返りの言葉が
強く印象に残ったことをよく覚えています。

ロンドン五輪 内村 インタビュー 2012-07-31 投稿者 aronalpha

今まで何をやってきたんだろうと話してから4年
大変長い時間かと思います。
この言葉が強いリフレクションとなったのかどうかは私にはわかりませんが、ロンドン五輪での
ことを踏まえ、練習のあり方等を改善し、この間、本番の演技のために相当な「努力」をしてき
たであろうことは想像できます。
 
日本中が魅せられた団体での金。そして翌日の個人総合でも金。
一流の人たちって、努力が着実に出来るんですね。
努力するスキルを持っているのでしょう、きっと。羨ましい。
 
我々凡人には(わかっていても)それがなかなか難しい。
どうにかして努力するスキルを身につけたいものです。
色々なスキルがありますが、大変重要なスキルでしょうから、ガリラボのゼミ生は、
身につけていくよう、それこそ努力していきましょう。^^
 
 
 
 

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