2016年8月28日日曜日

Coho'zuによる試作品

Coho'zuは今後本格的な取材へと進んでいきますが、その前に、取材内容が
問題ないかを確認するため、最終成果の試作品を作っています。
先日、4年(13)飯沼と多賀からその原稿が届き、今日それにじっくりと目を
通しました。


個々のオーラル・ヒストリーを素材に、個々人の動きから熊本地震を立体的に描いて
いく内容に引き込まれました。
様々な楽器を巧妙に組み合わせ、一つの音楽としてシンフォニーを創造していく
のと同様の作業に思えました。
なお、この作業によって素晴らしい成果を出していくには、個々のオーラル・ヒストリーの
深い理解と、それを組み合わせ立体的に描く高いレベルの想像力が要求されるでしょう。

もらった試作品は、詳細に見ていけば課題を内包しているとは思いますが、その地域で
ボランティアとして活動した被災学生2名の取材だけで、こんなにも興味深い作品に
なるものなのかと驚きました。
今後、色々な<持ち場>で活動された人たちの話をじっくりと聴いて、そのオーラル・
ヒストリーから、この熊本地震を多面的に表現できれば、重要な記録となるものと
思います。

Coho'zuの研究テーマ(活動趣旨)。

9月から本格的に取材を開始します。
 
  

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