立花隆さんが、ある記事にこんなことを書いていました。ゼミのこととは
全く関係ありませんが、紹介しておきたいと思います。
そもそも「学びたい」というのは人間の本能です。学びたい動物なのです。
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスは「人間は生まれながらにして知
ることを欲している」と「形而上学」の冒頭に書いています。人間だけじゃ
ない。あらゆる生物にとって、「知りたい」は、本能なんです。アメーバだっ
て自分がいる場所がどんなところかを探るために触手を伸ばし、自分の置
かれた環境を知ろうとするのです。生きていくということは、自分の周辺
世界がどういうものなのかを学び続けることなんです。学ぶ意欲がなくなっ
たら、生物は生きていけなくなるんです。人間の場合、学ぶ意欲がなくなっ
た人は、死んだも同然の状態にあると言っていいんじゃないですか。
知れば知るほど謎が増す。だからおもしろい。
学びの楽しさは、知れば知るほど、まだまだ解明されていないことがある
ことがわかり、さらにそれを知りたくなることなのだと思います。
知りたい、勉強したいというのは基本的に人間の本能だということです。
そう思います。
帰宅前にふと目にとまったのでメモとして残しておきました。
3年生の今月のガリボイスのテーマは「秋」だったと思います。
耳を窓の方に傾けると、外は雨音がしています。
コウロギとスズムシはもう鳴いていないようです。
秋の終わり、こんな哲学的な記事を読むのも悪いことではないでしょう。
そろそろ帰ります。
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