2009年11月16日月曜日

人は生まれながらにして知ることを欲する

立花隆さんが、ある記事にこんなことを書いていました。ゼミのこととは
全く関係ありませんが、紹介しておきたいと思います。

  そもそも「学びたい」というのは人間の本能です。学びたい動物なのです。
  古代ギリシャの哲学者、アリストテレスは「人間は生まれながらにして知
  ることを欲している」と「形而上学」の冒頭に書いています。人間だけじゃ
  ない。あらゆる生物にとって、「知りたい」は、本能なんです。アメーバだっ
  て自分がいる場所がどんなところかを探るために触手を伸ばし、自分の置
  かれた環境を知ろうとするのです。生きていくということは、自分の周辺
  世界がどういうものなのかを学び続けることなんです。学ぶ意欲がなくなっ
  たら、生物は生きていけなくなるんです。人間の場合、学ぶ意欲がなくなっ
  た人は、死んだも同然の状態にあると言っていいんじゃないですか。
  知れば知るほど謎が増す。だからおもしろい。

  学びの楽しさは、知れば知るほど、まだまだ解明されていないことがある
  ことがわかり、さらにそれを知りたくなることなのだと思います。

知りたい、勉強したいというのは基本的に人間の本能だということです。
そう思います。

帰宅前にふと目にとまったのでメモとして残しておきました。
3年生の今月のガリボイスのテーマは「秋」だったと思います。
耳を窓の方に傾けると、外は雨音がしています。
コウロギとスズムシはもう鳴いていないようです。
秋の終わり、こんな哲学的な記事を読むのも悪いことではないでしょう。


そろそろ帰ります。

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