2010年10月5日火曜日

厳しいルールの効用

今日は後期のデータ分析の初授業でした。
90名を超える学生が登録してましたが、本日は70名ほどが受講していたようです。
寒い時期の1時限目でありながら、この授業、遅刻という概念を設けません。
ガリラボの3年生も結構履修していました。
厳しいルールを設けていますが、案外とこのルールでもこなせるものなのです。
これまでの経験でそれは確信しています。
これまでもこのルールで脱落したのは1%程度のもので、100人中99人はなんなくクリアしていったのです。
朝8:40には全員が揃っているのです。
やればできるというか、ルールを明確にすれば本学の学生たちはおおよそそれをこなせるのです。
 
今日読んでいた本の中で、優秀な学生を集めたければ、厳しい条件を課せば良いというのがありましたが、まさしくそうかもしれません。
きついかなと思うのは最初だけで、慣れてしまえばどうってことないのです。
不安に感じたときの最初のほんのちょっとした不安を乗り越える勇気だけの問題だろうと思います。
そのきつさを乗り越えようと思うのはだいたいが優秀な、向上心のある学生でしょう。
だから厳しい方が優れた学生は集まりやすい(もっとも、程度問題と思っていますけれど)。
 
1月末までこれが続きます。
今年も脱落者がでることなく終われるよう、授業自体は工夫をしていきたいと思います。
なお、この授業はTAとしてM1松尾が手伝います。
 

さて、本日のガリラボは午前中にきくりん人のメンバー(2年中島、緒方)の打合せに私が入らせてもらいました。
といいますか、私が空いている時間に打合せを設定するように伝えたのです。
動き始めのひょろひょろの状態で、軌道が定まらない中、ジャイロ的な要素が不足している気配を感じてたからです。
本日の打合せにてそれがはっきりとしたので、ジャイロを組み込み、軌道を安定させるよう指示しておきました。
よく考えて、何らかのアクションをとっていくだろうと思います。
 
その打合せをやっているとき、MOREの1年生がやってきたのですが、その1年生に対し、緒方はなぜか敬語を使っている。
「こっちは1年生だよ」と伝えるとかなりの驚きようでした。
3年生だと思っていたようです。
でしょうねー
1年生ですが、4月から出入りしているのです。
すでにガリラボの住人になっています。
緒方が3年生と間違えても仕方ない雰囲気なんです。
緒方の反応に、その場に居合わせた全員、大爆笑でした。 ^^
 
昼食時には3年の谷口と松永がやってきました。
谷口は玉名の件での打合せ、松永はゼミ新聞のことです。
 
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本日読了した本(くたばれ!就職氷河期)のあとがきの最後に書いてあった言葉が印象に残ったので、ここで紹介しておきたいと思います。

未来はいつでも先行き不透明。人生にはマルもバツもない。短期の悲壮と長期の楽観、意図と適応、破壊と創造が大切だ。未来は素晴らしいに決まっている。そう信じて、徹底的に楽しむことをサボらずに、明日からまた生きよう。

学生に向けて書かれた言葉です。
単に楽しむのではありません、徹底的に、必死に楽しむことがポイントです。
この夏でいえば、NHK映像チームの活動などが徹底的に楽しむことに該当するだろうと私は思います。
 

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