2012年5月21日月曜日

ソーシャル化のこと/緒方塾のこと

午前中は大学院の講義。
講義の報告者はM1(12)大塚でした。
この講義では情報社会論のテキストを使っているが、今日の
内容はソーシャル化した社会についてでした。
Facebookが浸透し、実名でサイバー空間内を活動する時代を迎え、
人の行動パターンは大きな変化を受けるようになるはずです。
社会的道具は、人々に対し、行動様式の変化を強制します。
Facebookといった道具は、自らが自分の行動を世間に晒すようにな
るわけで、そうした道具が普及していった暁には、人は裏表がなく
「正しく」生きることを強いられるようになっていく気がします。
もっとも、見せかけの姿(人格)をFacebook等であえて発信することも
可能ではありますが、別の機会にたとえばTwitterなどで他者からその
偽りを暴露されてしまう危険性もあるわけで、そういうリスクを考えると、
正直にしていた方が無難です。

新しい道具の誕生と共に社会は大きな変化をしていきますが、ソーシャル
化を促している現代の情報メディアはこれからどんな変化を社会にもたら
すのでしょうか。
私個人としては良い方向に動いているのではないかと思う次第です。
これからどうなっていくのか大変興味深い限りです。
ソーシャル化を巡り、具体的な話題もたくさん大塚が報告してくれましたが、
特に今日の院の議論では以上のことが印象に残りました。


お昼には、白亜祭に参加する団体向けの招集会議に出席し、戻ってきた
4年(09)緒方と3年(10)吉村が、同じく3年(10)保坂を交えての緒方塾が
開かれていました。
人物というテーマで撮ってきた写真について、緒方が批評を加えながら、
また同時にそのための撮影技術を説明しながら進めていくやり方で、
なかなか興味深い内容でした。

次の写真は、最近知った緒方撮影のものですが、いいですよねぇ。
冷静に見ると、偶然に撮った写真でないことがわかります。
きっと考えて考えて、狙いを定めて撮っている。
そうした創意工夫の必要性が、上っ面ではなく体の芯まで塾生に伝わって
いくといいんですけど。
←緒方フォト

午後になってゼミ新聞部が活躍。
徐々に原稿が上がってきました。
草原部長が発破をかけたようです。
3年生部員の担当ページはほぼ完成。
残っているのは、草原部長にとって難敵の4年生部員の担当頁のようです。笑
とりあえず後少しで完成するでしょう。
ここきて、4年男子学生が目立っています。

私は今日は夕方からFacebookのカスタマイズ手法をマスターするのに
集中しておりましたが、なぜか途中で雑談に巻き込まれ、3年(10)漆島と
4年(09)村中と色々なテーマで雑談をすることになりました。
最近、漆島と多様な話をしています。
理由は簡単ですが、夜の時間帯に漆島がいることが多いからです。
OG(08)川崎が卒業文集の中で触れていましたが、夜8時を過ぎてから
ガリラボでは哲学めいた講義をたまにやることがあります。
聞いてくれる人(受講生)がいるとき、私にとって楽しい時間でもあります。
今日はちょうどそんな時間でした。

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