2012年11月3日土曜日

使えない引き出しも13年後ぐらいには・・

世界初なのだそうです。RFID(無線タグ)が組み込まれたキャップ。


Youtubeに公開されたのが2012/9/27なので、ごく最近の登場です。
キャップを開けると、RFIDが無線を発し、周囲にある検出器(リーダー)が
どのキャップが開いたかをキャッチ。
それを用いて、多様なイベントを仕掛けることが可能になっています。

The world's first digital bottle top

パーティ会場内をエンターテイメント化し、現実を拡張させることのできるテクノロ
ジーかと思います。
ただし、私の現実に埋没した頭では思いつきませんが、こうしたツールが使える
とするとどういったイベントを企画できるでしょう。
興津会実行委員会のメンバーとか、暇なの時にでも考えてみて、頭の中に蓄えて
おき、すぐには使わないでしょうが、いつか役立つ引き出しになるかもしれません。

何事も、それがいつ役立つものかわかったものでありません。

スティーブ・ジョブズ氏がマッキントッシュの設計において、大学で興味半分に受け
ていた10年前のカリグラフの知識がふと思い出され、それが重要な役割を果たし
たのでした(ジョブズ氏スピーチハングリーであれ、愚かであれ)。

私も最近(先週?)、M1(12)坂本から研究の話を聞いているとき、ふと13年前に
読んだ本のことを思い出し、坂本にそれを紹介しました。
今まで一度も思い出すこともなかった知識が13年目にして役に立った瞬間でした。
ひょっとすると、今やっていることって、どんなことであっても、役に立たないことは
ないのかもしれません。

そうなるとやっぱり、目の前のことを一生懸命やるってことが結局は先々のためという
ことになりますね。
そういうふうに考えれば、嫌なことであっても、少しは楽しくやっていけるかもしれま
せん。
自分の引き出しを豊かにしているのだ、とそう楽天的に考えていきましょう。
 
こんな感じの話を、数日前、3年(10)吉村からの相談を契機に、夜中に長時間
数名のゼミ生に向けて話しました。
ガリラボ夜の講義・・・・久々の開講でした。
13年後、それぞれが34とか35歳とかになった頃に役立つかもしれません。笑 

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