2012年12月20日木曜日

機会を機会にすれば人は成長する

蜜柑がべた生(な)りに生(な)り、

夕日に浮かぶ雲仙普賢岳を一望できる、

玉名市天水の草枕交流館に、4年(09)草原、鞭馬と一緒にやってきました。
目的は、この二人を中心にこれまでこの地域で学生GPの地域連携型卒業
研究でやってきた成果を発表するためです。
玉名市役所の平野さんにより、「天水地区観光研究発表会」とありますが、
数日前からこのためにアレンジしてきたプレゼンを二人で行いました。

発表前に、メディアからの取材を受けておりました。

メディアの方から写真を撮られている二人です。


取材が終わり、少しして発表開始。
学生GP公開審査会で使った内容を利用しつつも、相手が地域住民であることに
配慮し、内容及び表現方法にかなり工夫を凝らしていました。
域住民の皆さんの完全につかみながら生き生きと発表する姿は見事でした。
これまで何回も発表してきた二人ですが、一番良かったと思いました。


発表後は地域住民の皆さんとのフリーディスカッションでした。ここでも
きちんとしたやり取りができていて、立派なものでした。
タモリさんが赤塚不二夫さんの弔辞で「私も、あなたの数多くの作品の一つです」と
読み上げられたそうです。
この表現を借りて、草原・鞭馬ともに私の立派な作品でしたと言いたい気分ですが、
どうもそうではないですね。
ガリラボのゼミ生たちは、私とは無関係に自分たちで勝手に能力を上げていってる。
最後にコメントを求められたので、勘違いされると困るので、地域の皆さんに、大学
生一般がこうした発表ができるのではなく、この二人は天水の活動で鍛えられた
結果、こんなに上手くなったのですよと話しておきました。
何度も書きますが、ほんとに上手くなった。
人はやっぱり活動する場所と時間、そしてチャンスが与えられれば、勝手に成長
していくようです。この二人が、特に草原がその見本だと思います。


発表会が終わった後は、すぐ近くの「果夢樹」にて地域の皆さんとの交流会。

ガリラボのゼミ生には見慣れた顔になった西浦さんのあいさつで交流会開始。
楽しく推移し、宴たけなわの頃(ただし、まだワダモンさんはピークには程遠い
感じでしたが)、私たち3人は19:30には天水から帰宅の途につきました。

果夢樹で珍しい茶碗蒸しがでました。蜜柑入りです。^^


21時過ぎ、ガリラボに到着しました。
ガリラボでは、本日、玉名市高瀬に出かけていた県北NAVIの吉村チームが
取材した結果の整理作業をしておりました。
新玉名駅の案内板をチェックしている3年(10)吉村。

高瀬蔵前の清原です。二人はこれからうろんころん高瀬のツアーに
参加し、高瀬を取材して回りました。

それから、取材してきたものを見せてもらいましたが、高瀬飴を作られて
いたご主人の映像がすごく面白いものでした。
これはすごく良かった。
今まで何度も高瀬には行ってましたが、こうした映像は撮れなかったように
思います。
ビギナーズラックとは言え、映像を見ていて、清原が持っている人から話を
引き出す力が素晴らしいと思いました。
見事なインタビュー術と言って良いでしょう。
オーラスヒストリーという、口述にて歴史をを聞き出していく手法がありますが、
そうしたインタビューが見事にできている。
山崎亮さんが、学生とは「地域の人と仲良くなる専門家」と呼んでいますが、
全くその通りだと思いました。


こんな映像や音声がたくさん取れると、地域を表現する優れた案内MAPが
作れるだろうと思います。
どうしたスタイルがいいか、県北NAVIチームには知恵と汗をかいてほしい。
応援しますので。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿