2014年2月22日土曜日

ついに休日にも勉強会

土曜日ですが、ガリラボでは、午前中から4年(10)吉村との勉強会でした。
当初、予定していた時間枠に私の急な仕事が入り、別のところに移動するには、
平日だと十分な時間枠を確保できなかったのです。
現在、私のスケジュールが非常に過密になっているせいです。
ただ、思い切って土曜日にやったら、静かだし、時間はあまり気にしないでいいし、
非常に突っ込んだ勉強ができました。
いつもは時間を切っているので、どうしても表面的に終わることが多く、フラストレー
ションが溜まることが多かったので、その点は解消できました。
休日の勉強会は意外に悪くないものですね。


現在、二人で読み進めているのは次のテキスト(↓)です。
今日は相関分析法の事例や眼球運動と心的負荷の関係を実験的に検証する
といった測定方法についての章を読みました(吉村、今度はしっかりとしたレジメを
作ってきていました。ただし作り過ぎていましたが・・・)。
今日の分を終わり、残りの章を眺めてみたら、どうもチンタラやっていると3月までに
終わらないことに気づき、次回から2倍のペースでやることになりました。
週に2回づつやっていきます。
週2で、読んでまとめて発表するわけですから、吉村にはかなりの心的負荷がかかる
はずです。過渡な負担になっていないか眼球運動でチェックしておきたいと思います笑。


吉村と勉強会をしている横では、2年(12)目代(もくだい)がゼミ新聞の動画として使う
映像編集を行っていました。

キャリア形成論(ガリラボ通信2014/1/25)のOB(05)山口、OG(03)宮川の二人の
勇姿を「卒業生の今」として映像で表現しようとしているのです。
いくつかの制約があるようで、なかなか難しいと話していました。
こんな感じでゼミの学生が作業しているのを見ているのは楽しい。
地道にコツコツとやっているのを間近で見ているのはほんとに嬉しくなります。
さて、どういった映像が出来上がるのでしょう。
山口や宮川のお二人も、どんな映像になるのか、どうぞ楽しみにしておいてください。
 
 
 
さて、定期的に難解な専門書を前にして、1年前に、こういうのを読むことになるとは
想像もできなかったなと、吉村と話をしていました。
信じ難いといっていいほどです。
1年前だったら、「何の役にも立たない」と判断しきっと見ることはなかっただろうと
言ってました。
そう思うと、1年とは短いようですが、しかし、人のアイデンティティ(人格)を変えるの
には十分な時間なのだということがわかります。

まだ年度末ではありませんが、みなさん、それぞれどういった1年を過ごしてきたでしょう?

話しは飛びますが、、、、
先日、ある大学でボランティアでスポーツ系サークルの監督をされていた方と話を
する機会がありました。
成長したいという欲求が強いとき、そのサークルはその方に監督になってほしいと
依頼にやってくるのだそうですが、そうでなく、仲良しクラブ的で楽しくやりたいときには
依頼に来ることはないのだそうです。
監督に就任してほしいと依頼のあったとき、そのチームは全国大会に出ているとのこと
でした。
実に分かりやすい例ですね。
人は、成長しようと思っても、それは自分たちだけでは難しい。
他者(特に学生の場合は、大人)の介入を必要とするのです、成長のためには。
それが分かっている人たちは、介入を受け入れようと工夫をしています。
一方、そうでない人たちは、逆に、介入をできるだけ遮断するよう工夫する。
その差が、将来的には非常に大きな違いに繋がっていくのかもしれません。
 
そう考えると、ガリラボ通信2013/7/13で紹介した、
  オープンであること、
  閉じぬこと、
  そして、問い続けること。
は、単純に問いについての狭い意味だけでなく、他者との関係についての主張と捉える
こともできるなと思いました。
ヴァルネラビリティという言葉もこれに近い。
オープンマインド無しにはたぶん成長は難しい。
そう思います。
 



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