2014年2月6日木曜日

大学院の口頭諮問終了

今日はM2(12)大塚と坂本の口頭試問の日でした。
二人に設営をするように指示していましたら、ご覧のように初めて見る
会場が出来上がっていました。


1番手は坂本。厳しい質問を受けることになりましたが、上手い切り返しで
なんとか切り抜けておりました。

2番手は大塚。理論構成についての鋭い指摘が副査の先生から来ていましたが、
これもどうにか回答し、無事に乗り切ったように思います。


質問に答える二人も大変でしょうが、それを聞いている私も胃が痛くなります。
だいたいが学部卒の院生2人を担当するのは初めての経験でしたので、
胃の痛みが2倍になったのは言うまでもありません。
終わったら、M2の二人と振り返りをしようかと思っていましたが、疲れ果て帰った
ようでした。ちょっと残念。
その代わり、なぜか4年(10)吉村、3年(11)清田と色々と話すことになり、ちょっと
というか、かなり真面目な話をしておりましたが、その後、学修評価室の石川さんが
やってきて雑談が始まり、22:30に解散。
23:00前に最後に吉村が帰っていきました。
やっぱりです。
ちょっとしたことなのです。
空間を共有せざるを得ないというちょっとした制約(環境管理型権力)の持つ力は大きい。
たぶん、院生室というのが無ければ、坂本も大塚もガリラボに来ます。
リフレクションを予想していなくてもです。
そうした強制力によって、顔を出せば、私と遭遇することになります。
それで、何も起きない可能性もありますが、会うことで、「そうそう、ちょっとリフレク
ションやろうか」ということになり、そしてそれから思わぬ展開になる可能性がありえる。
人は環境の影響から逃れられない。
同じ空間を共有し、そこで無駄にも思える時間を共有していることが、実は新しい
企画を生み出す原動力になる。
随分前に、SIPSの提唱者である佐藤さんが、自前のオフィスを持ったときに、その
大切さを書かれていて(こちら)、強く共感したことを覚えています。
空間を共有していないと、用件のあることでしか会うことがないので、そのことに終始し、
思わぬ話に脱線することが少なく、企画が広がらない。
院生室という場所を持つことは、あるいは他に居場所を持つことは、ガリラボとコラボ
した形での新しい企画を生み出そうという点については条件が悪くなりそうです。
理想は、学部生も私も院生も同じ空間にいることでしょうが、それはちょっと無理ですね。
以上、今年初めて、学部卒の二人の院生を担当したことで、思ったことでした。

色々書きましたが、二人ともに修論を無事に書き終え、口頭試問も乗り切りました。
ほんとにほんとに最後まで良く頑張った!
目の下にくまを作るほどに頑張った。
近々、祝杯を上げたいですねぇ。
 

口頭諮問の直前、こんなお客が。。。OG(09)鞭馬です。
この時期に長期休暇がもらえて帰省してきたとのこと。
まあ凄いですね。
途中、息継ぎしていないのではないかと思うど、機関銃のようにしゃべり続けておりました。笑


元気そうで何よりでした。^^;


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