2014年2月22日土曜日

大塚・坂本の修論完成祝い

ガリラボの大学院生では恒例となった修論の完成祝いを昨夜行いました。
新市街の「くろねこや はなれ」というお店で18:30から。


修論を無事に完成させた二人(坂本、大塚)です。


はっきり言って、非常に苦しい道のりでした。この二人も、そして私も。
こんなに大変なのかと思うほどに(ほんとに)大変でした。
私は、よく二人の修論の添削のことが夢に出てきていましたし、二人は
さらに追い詰められていたことでしょう。
体力と気力が極限まで求められる、そんな状況でした。
だけど、そういった大変さは成長の糧となるものでした。
だから、終わってみると感慨深いものになる。
その時に、楽しかったことなど、思い出としてはあまり大したことはない。
大変だったことを、誰かと一緒にやってきたことが、思い出には一番残るものです。
この夜の完成祝いの場で、これまでを振返ってみると、やっぱり大変であったことが
話としては一番盛り上がりました。
大学院生とは、大変ですが、そのおかげで、新たな発達の最近接領域が生まれ、
そから次の可能性を見つけ出していく、そんな時間ではないかと思います。
反省としては、特にM2となって、ガリラボと院生室という隔離された空間にいた関係で
単純接触が減り、その結果、ちょっとしたことを言う機会が激減し、それが多様な人との
関係づくりをしていくための機会を少なくしてしまった。
学部卒の院生の場合、この点は反省点として残ります。もっと、多様な人たちと関係させ、
経験をさせるべきだったと反省しています。
学習環境のデザインとはほんとに難しい。


終わって、次の院生M1(14)となる予定の4年(10)吉村が、大塚、坂本の二人にご苦労様の
意味でしょうが、プレゼントを渡しておりました。気が利く!
(PROGの結果によれば、気配りはかなり下の方だったはずですが、PROGがおかしいのでしょうか?)

 
 
この夜、完成祝いに集まったメンバーです。
この場は、M1(13)坂口がセッティングしてくれました。

 
大塚、坂本も残り1ヶ月少しで学生に別れを告げます。
私からこのメンバーにメールを送ったところ、坂口からの返信の中に、
  学生から社会人に向かう意義深い岐路の場面に立ち会わせていただいてる
  ように思います。
という一文がありました。
確かにそうなんですよね。
大学にいると、毎年、そういった場面に立ち会っているわけですが、毎年のこと
なので慣れてしまい、そのことを改めて考えなくなっている自分がいるように思います。
考えていたつもりですが、「つもり」で終っていることに、坂口のメールで気づかされました。
なんとなくではなく、学生と社会人という異なるステージをスムーズに移行できるような
手助けをできるだけしていきたい。
そしてそのやり方は、きっと、イベント的なものでなく、継続的に日常の中に埋め込まれて
いるべきだろうと思っています。
残りの日常はわずか1ヶ月ほど。
何ができるかわかりませんが、とりあえず出来ることは手助けしていきたい。
 
 

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