2014年2月8日土曜日

大学院を目指す意味/ひとつの論文の完成

今日は大学院の入試でした。
午前中は時間があったので、現在仕上げている論文の最終チェックに費やしました。
文字数規定がありMax15,000文字なので、そこに収めるためにコンパクトに書くことに
必死でした。
いったん書き終えた後、何度見直し、そして何度書き直したかわかりません。
まだ気になりますが、とりあえず脱稿することにした論文のタイトルと冒頭2行です。

拡張による学習をトポロジーという数学の言葉で表現しようと(その最初の段階ですが)、
したものですが、これに真面目に取り組もうと思ったきっかけは、M1(13)坂口とのチェンジ
ラボについての共同研究でした。
二人で、論文などを読み進めていくうちに、チェンジラボがアクションリサーチの一種である
ことを知り、ではアクションリサーチとは何ぞやということで、アクションリサーチの論文を
読み、そうこうして、グループ・ダイナミックスなる理論に辿り着きました。
そこで衝撃を受けました。
アクションリサーチやグループ・ダイナミックスの創始者で社会心理学に大きな功績を残した
クルト・レヴィンなる人物の研究を知ったのです。
文献によれば、レヴィンは、社会心理の場をトポロジーやベクトルといった数学モデルで
表現しようとしていたというのです。
それを知って、興奮してしまいました。狂喜乱舞にも近い感じでした。
同じこと考えていた人がいるじゃないか、と。
もう10年ほど前からずっと私自身もその思いがあって(持っていただけですけれども)、
だけども実行には移せず(ものすごい知力と体力が要求されることがわかっていたので)、
そのままにしていましたが、レヴィンのことを知って、火が付き、まとめようという気になった
のです。
ターゲットは拡張による学習という社会的な場。
坂口とやってきたチェンジラボをターゲットにしています。
もっともまだ、チェンジラボにまでは辿り着いてませんが、その最初の一歩の部分を
トポロジーという数学の言葉で描いてみました(もっとも、ほとんどは普通の言葉を使って
ますが)。
早速、坂口に送ったところ、さすがは坂口。すぐにコメントを返してくれました。
(4年(10)吉村にも先々関係しおうだと思い一緒に送りましたが、こっちは反応なし。笑)
坂口の修論の参考文献のひとつには、使ってもらえそうです。^^;


さて、お昼過ぎに入試へ(面接)。
4年(10)漆島が修士課程に挑戦しました。
かなり緊張している様子でした。
良い結果を期待したい。

昨年の09ゼミ生は誰も進学をしなかったのでこの2月の入試はありませんでしたが、
2年前に(先日、口頭試問を終えたばかりの)08ゼミ生坂本が受験をしていました。
その時のガリラボ通信は、「空白の3年間という話ガリラボ通信2012/2/4」という
タイトルでした。
私はこの話がすごく好きで、私自身もそうありたいといつも思っています。
真剣に何ごとかに向か合っていく人だけが、それ以外の人では決して得られない
達成感のような楽しさに出会えるものです。
漆島もそういった誰も達成できないところへの挑戦を考えての受験だったと思います。
 
ちなみに、漆島は1年前には県北地域の観光案内板調査をやっていました。
土曜日も出てきて(ガリラボ通信2013/2/16)。
頑張っていたなぁ、ほんとに。
このとき、しっかりと学生をしている
傍で見ていて楽しかった。
こういう時が空白の3年間に相当するのだと思います。
 
学生は学生をしっかりとやらなければならない。
同じように教師は教師をしっかりとやらなければならない。
同じように社会人である卒業生は、社会人をしっかりとやらなければならない。
今、自分が今やるべきことを見定め、その目の前のことに120%向き合っていく。
意外に難しいことですが、それが結局は発展につながる。
そしてそれは幸せになる条件でもある。(ガリラボ通信2014/1/4
そうした時が、空白の3年の一部にもなるでしょう。
   
さて、3年生までは来週で試験がようやく終わります。
この詰まらない期間を終えれば、春休みという豊富な時間がやってきます。
ようやく真の勉強がやれる時間がやって来るわけです。
今、静かなガリラボが、昨年の春休み同様、ワクワク感豊富な学生らしい学生となった
ゼミ生たちで活気溢れる場になってほしい。

春休みのあり方が、4月以降のスタートに大きな影響を与える・・・とこれはM2(12)大塚が
そう話していました。
卒業を控えた4年生も、最後までしっかりと学生であることをやって行った方がいい。
学生最後の時期だからこそ、学生として過ごしてはどうでしょう。
 
 

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