2014年5月10日土曜日

学習環境(ガリラボ)の模様替え(=デザイン)

PUKリンピックの会場(小峯グランド)を15:00に引き上げました。
帰宅でなく、ガリラボへ。
今日でないとできない作業に向かいました。
新しいPCとケーブルカバーが届いていたので、その設置作業のためです。
何時間もかかります。
普段だとそんな時間は絶対にとれないし、また取れたとしても作業している
ゼミ生の手を止めさせないといけない。
それは無理でしょうから、こうした休日に作業をすることになります。

ところが今日は、休日ですが、3年(12)が何人か来ていて、作業している。
15秒CMを作っておりました。
3年(12)田中、丸野、尾堂、小田の4人。
PUKリンピックでスタッフで頑張っている人たちも素晴らしい限りですが、こうして
地道に作業をしている(終わってないから?笑)ゼミ生も素晴らしい。
神は細部に宿ることをよく知っているのでしょう、きっと。

田中が帰る前に、CMを見せてくれました。
最初見た人はピンとこないかもしれないCMでした。が、良く知っている私には
非常に意味の深い15秒でした。
かなり考え抜かれている。
投票したら1位には取れないでしょうが、審査員賞は取れるようなそんな深い
意味を込めた作品に仕上がっているように思いました。
ほぼ完成している状況なのでしょうが、あえて・・・・
キャッチコピーが今一つだったので、日曜を使って考えて、修正した方がいいと
アドバイスしました。「いためつけた野菜ほど、おいしい」と思うからです。

4人ともに16:00ぐらいまで帰っていきました。
作業開始。

ケーブルをカバーに入れて配線作業。終わってみるとすっきりしていて、大した
作業に見えないでしょうが、荷物を色々と動かし、最後は床に座りながら、
汗だくの作業でした。

 
配線作業と並行して、新しいPCの設置作業も。
何が変わったか分かりますでしょうか?

 

答えは、扇風機が戻りました。扇風機のところにあったPCはガリラボ入口の
大きなディスプレイのところに移動しました。
で、そこにあったPCはまた別のところに移動。orz

さて、扇風機置き場を占有していたPCの代わりに新しいPCが設置してあります。
上の写真ではなかなか気づかないでしょうから、裏側を撮ります。

小さなPCを新しく設置しました。

小さなPCですが、SSD仕様のため、ガリラボ内ではかなり速いPCです。
少なくとも私のPCよりは速い。^^;
このPCの整備まで全部終わったのが19:30頃でした。
約3.5時間の作業です。
並行してやってこの時間。
PUKリンピックを長時間見学した後の作業だったので、少々疲れました。

3年(12)田中が、帰る前、「先生、何か手伝いましょうか」と言ってくれました。
なんと優しい。。。。
こんな発言をしてくれるゼミ生は実は意外と少ない!
与えれた環境とは先験的なもの、所与のものだと無意識に思っているからでしょうか。
所与の環境にただ従っている人には、こうした発言は出にくい(と思います)。
そういったことに気づいてくれることが嬉しい。

だけど、残念だけど、作業があまりに地味すぎて、手伝いは無理なんですよね。。
なので、気持ちだけを受け取っておきました。
この人たちは(4年(11)藤本も含むチームJob'sのメンバーでしたが)、廊下において
いた段ボールなどは自発的に片づけてくれていました。
環境を自分たちでコントロールしていくのがひとつの学習のあり方です。
自分を変えていくために、周囲を変えていく。
これを、拡張による学習と言います。
人とは、環境の中で学んでいく存在でもありますが、さらに一歩進むと、そういった
受動的な学びではなく、環境を積極的に変えて自分を修正していきながら学んで
いく、そういった存在にもなり得る。
後者が当然ながら学習としては変化に富むものです。
「何か、手伝いましょうか?」との問いかけは、ガリラボにおいて後者に向けた学びを
開始していることを示唆しているように感じました。
 


  

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