2014年5月18日日曜日

仕事の流儀を見ての感想と決意

4ローターのラジコンヘリ(ドローン)を知ったのが今年3月9日でした(ガリラボ通信2014/3/9)。
一目惚れでした。
この時は、空撮に使うツールとしてのドローンでしたが、それだけでも完全にやられて
いました。
そのドローンがさらにエンターテイメントの世界で使われ始めていることを知り
ガリラボ通信2014/5/4)、もうたまりません。
表現の世界での可能性を想像し、ひとり心躍らせています。

そんな時、録画していた前回の「仕事の流儀」を昨晩見ていて、目を見張りました。
内容は特に知らずに見たのですが、なんとドローンが出ている!
出演されていた真鍋大渡さんの流儀を知り、ドローンで興奮しつつさらに感動までしました。

 
ドローンを使って、色々な表現を模索されているとき、こう言われていました。
  自分たちにとって面白そうだからやる。
  いきなり100%設計ができるわけでないので、
  こういう実験をやって、
  勘どころを探していく
  この段階が一番面白いですけどね。
  失敗し放題というか
  一番楽しい時間
この感覚、すごくよく分かるんですよね。ほんとによく分かるんですよね~。
この時、全く効率的ではありません。
効率的でない。それがいい。
挑戦しているとき、人は効率とは関係ない世界に入る。
いわゆるプレイフルな状態です。
真鍋さんとその仲間たちはちょうどそんな感じでした。
(注)このとき仲間がいることに注意! 人は一人で何かを成し遂げるのは難しい。
   一緒に実践の共同体をつくる仲間がいる。そうした共同体がプレイフルに
   なったとき、極めて創造的な場が生まれるように思います。


その真鍋さんは、週に1度は大学やメーカーの研究室に行って新しい情報を仕入れて
いるのだそうです。
すぐに役立つかどうか分からなくても、色々な情報を仕入れている。
こういった情報収集のやり方にも非常に共感しました。
情報収集を行いながら、こう言われていました:
  こういうのをストックしておいて、なんか出てきたときに、はまればいいなと。
すぐに役立つ知識は、目の前にある「今現在」の問題を解決するために重要ですが、
いつ役立つか分からない知識は、「未来」を作って行く上で非常に重要な役割を演じて
いるように思います。

真鍋さんのもうひとつの情報収集の方法は、テクノロジーと表現について過去に遡って
徹底的に調べることだと言います。
真鍋さんは、ダンスなどがどのようなテクノロジーを使って、どのように表現されてきた
かを知らべ、Web上で公開されています(こちら)。
そうした知識を踏まえて、現在挑戦されているのが、ドローンを使った表現です。
特に人間とコラボする形でのステージ表現という新しい領域にチャレンジされています。


過去について真鍋さんは、過去とは未来を切り拓いていく人間にとって大事な物差し
そして発想の原点にもなりうると考えています。
全くそうです。
先人がやってきた過去を知らずして、未来などあり得ない。
そのことを真鍋さんはこう言われていました:
  全く何もないところから作るって
  もうあんまり無いような気がするんですよね
  僕一人で考えられることと
  今までずっとリサーチされてきたことで
  どっちが価値がある情報かって考えたら
  自分が考えたこととか
  思いつきでしかなかったりするかもしれないので
全くその通りだと私も思います。
何か課題に挑戦するとき、ゼミ生を見ていると、この辺りのリサーチ力が弱い。
非常に弱い。
自分の貧弱な知識で思いついた、つまらない世界の中だけで処理して、自己満足
している。
過去に真摯に向き合い、それを踏まえて、利用して未来をつくっていく。
ニュートンが言ったように、
  巨人の肩の上に乗る!
のが正しく、良いやり方だろうと思います。
普段授業やアルバイトでまとまった時間が取れないでしょうから、休みの日、
時間がたっぷりある時に、学生だったら、死ぬほど(色々な)勉強をしなさい。
ルーチン化して安定した世界に安住していてはいけない。
いつも考えないといけない、新しいことをやっていく。
それを続けていれば卒業する頃は見違えるような人物になっているでしょう。

なお、これは現役のゼミ生だけに限りません。
卒業生も同じだろうと思います。
自分の現在の仕事の意味をしっかりと捉え、自分のやっていることを過去を利用し、
測定しながらやっていくと良さそうに思います。
成長を目指しているのであれば、そうすべきでしょう。


真鍋さんは、次のように言われていました。
10年後にはヘリはステージでばんばん飛んでますよ、と。


ガリラボも様々な表現に挑戦している集団だと思っています。
10年後にはドローンを使って「当たり前に●●●をしてますよ」といった新しい領域を
開拓していきたい。
ドローンによって新しい表現に挑戦し、そして現在のガリラボを新たなガリラボへと
変化(拡張による学習を果た)していきたい。
やる気のある人は集合してください。
 

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