4年(15)八並と藤川のサポートをもらっての講義です。
その昔、教養部というある頃、1・2年生(教養課程)と3・4年生(専門
課程)とは明確な区別がありました。現在も、3年次に上がるときに、一定の
進級要件をクリアしないといけませんが、これはその区別の名残りのような
ものかと思います。が、現在は、当時の2つの課程の差異ほどの強い区別は
ないのではないかと思います。
当時は、明文化されているわけではありませんが、専門課程を教えることが
立派で、教養課程を教えるのは劣っているような印象を持たれていました。
そうした影響か、私も専門課程で教えた方がいいなと思っていたように
思いますが、もう今はそんなことはほぼないのではないかと思います。
私だけの感覚でしょうか。
さらに言えば私見を言えば、チャレンジングなのはむしろ低学年生の授業だと
さえ思っているぐらいです。
そんな思いを多少なりとも持ちつつ、本日、150人の1年生向けの授業を
行いました。
大学に入ったからには何かしらの希望を持って入ってきたはずです。今日は
まだ1年生にとっては大学の授業が始まってわずか2週間目です。
月曜日の1限目に関わらず全員が生き生きしているように感じました。
「初心忘れるべからず」と言いますが、初心の時というのはあのような状態を
言うんでしょうね、きっと。
1年生の教室は私にとって非常に気持ちの良いものでした。
初心というか、これから新しいことに挑戦していく気持ちの大事さを
教えてもらったようにも思います。
ただ、授業で手を抜いて、そうした1年生の希望を消滅させないように気を付けて
いきたいと思います。
大学に入ってきた1年生が、希望を萎まることなく、高校生から大学生へのトラン
ジションがうまくいくように支援をしていくことはきわめて挑戦的な課題です。
ここがうまくいけば、専門課程は多少は手を抜いても、自分たちでやっていく
(それこそ独学さも進めていく)わけで、この意味で昔の考え方は逆だったので
はないかと思えます。
以上、初心を忘れないようにと思い、私事ですがこの場に書き留めておきました。
ゼミ生も初心を忘れないように。^^;
授業終了後、11時から15ゼミ幹部会議でした。新年度2回目となる会議で、
内容はゼミ紹介をどうするかという話題がでした。議論が随分と盛り上がり、
ゼミ紹介はゼミの選択過程のゴールであって、これまではこれをスタートと勘違い
していたことを明確に理解しました。
ガリラボは、現在、地域広報等を学生GP等の一環で行っていく予定です。ならば、
その実験としてゼミ紹介を捉え、どういった方法が効果的なのか試してみようと
なりました。ターゲットが特にSNSを活用している人たちです。これを使った実践は
興味深いし、実験の成否がすぐに確かめられます。
得られた知見は、地域広報への応用につながるとともに、ガリラボの白亜祭の広報に
用いようということになりました。
で、これを4年(15)村田率いる「田んぼ3兄弟(仮称)」チームに担当させようと
思います。
となると、自動的にこのチームが、ガリラボ白亜祭の広報班となるでしょう。
いやーすばらしい。
今日は非常に実りの多い15ゼミ幹部会議でした。
その後、16ゼミ会議。16ゼミ生は15秒(ないしは30秒)CM作りが
始まったので特に会議で打ち合わせをすることなく、すんなりと会議は終了。
今日は特に問題なく終わりましたが、学生GPや自主研究を今後どうスムーズに
進めていくかは、綿密に打ち合わせをしておかないといけないと思っています。
リーダーは諸々考えておいてほしい。
あっ、そういえば、16ゼミTは紫色に決まったそうです。^^
そういえば16ゼミ生が今日は何人か集まって(確か、大塚、牧、山下だった
ような?)、15秒CMの打ち合わせを行ってました。
どしどしガリラボで打ち合わせをしていった方がいい。この場で打ち合わせを
していれば、自然に、話を周囲に聞いてもらえる。
そうすると、その場で色々と意見を周囲からもらえ(形成的評価と言います)、
周囲と仲良くなるとともに、自分たちのアイデアを洗練させていける。
一石二鳥です。
経験則ですが、そうやって打ち合わせをしているチームがやはり良いものを
作っている気がします。
唐突的ですが、外国語の修得なども恥ずかしがらずに話して評価(ダメ出し)を
受ける人が速く上達するはずですよね。これと同じ。
何も持っていない素人が、評価も受けないで、よいものが作れるほど世の中は
甘くありません。
積極的に評価を受けようとする姿勢が非常に重要です。
そういった話を16ゼミの最初の回に話をしたはずなのですが。。。。
他者を利用しなさいと。
頭で理解できても、それを実践することは難しいということでしょうか。
が、あえてその難しさに挑戦してほしい。
<おまけ>
夜、M2(17)多賀が顔を出しました。仕事が終わって大学に直行してきた
ようです。どうしようかと悩んでいたプロジェクトがあったのですが、
多賀の顔を見たことで相談(ホウレンソウ!)そして検討する気になり、
最終的にやる方向で考えてみることにしました。
多賀を巻き込むプロジェクトとなります。
ただし、もしもこれを始めると片手ぐらい相手先との連携になりそうで、
果たして出来るのかとかなり恐怖を感じるのですが、「泣くよか、ひっと
跳べ」精神でやってみようかと思います。
休日を削ればできるでしょう。
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