2012年1月21日土曜日

自己責任から絆への時代変化

4年生16名中、15名の添削を終わりました。が、そろそろ体力&精神力の
限界が近づいているように感じます。
残り1人ですが、これがまた私の手元に届きません。
メールがどこか別のところを彷徨っているんでしょうか?
私にも予定が・・・・とりあえず早く届いてほしい(祈)

ぽっかりと出来た空白の時間。
これは何か別のことをしなさいという意味だと思い(と超ポジティブに考え)、
その合間にネットを拾い読みつつ時代変化の勉強。

そうしたら、たまたまソーシャルメディアの話題がでていました。

日本では難しいのではと言われていたFacebookが御覧のようにわが国
でも快進撃を続けています(下図)。
すでに、1000万人(すなわち九州の人口ほど)を突破しているんですねぇ。
そこまでになっているとは・・・と言う感じです。
驚きました。

ところで、日本ではなぜ難しいと言われていたかというと、要するに「実名登
録」だからです。
でも、日本人もそれを簡単にクリアしてしまった。
私ももちろん実名で登録しています。
だって、そうしないと友人が増えないアーキテクチャですから。
なお、下図では、AKB48とコラボしたGoogle+が苦戦しているのが目につきます。


(引用先:「ソーシャルメディアはどこまで伸びる」より)

さて、このソーシャルメディアが人々の連携のための強力なツールと
なっていることは周知の事実。
ガリラボでは、Facebookはまだですが、Twitterが主要ツールとなって
おり、メールを駆逐し、学年を超えたゼミ生間の連帯を生み出すツー
ルとして活躍しています。
ソーシャルメディア革命が進行している真っただ中に現在いるようです。


ところで、上記記事が掲載されているのは、週刊ダイヤモンドのWeb版
「DIAMOND Online」ですが、この記事の最後にあった「あなたが今一番使っ
ているソーシャルメディアは?」という投票がついていました。
その結果が面白い。
上の図を見る限り、Twitter、mixiの方が普及率が高いのに関わらず、この
投票ではFacebookがダントツで、半分を超えています。
ダイヤモンドが出す記事を読む層は、Facebookが主なようですね。
そして、20%も使っていないという層もいるというのも面白い。
若い世代とは全く異なる分布になっているのではないかと思います。


さて、今度は電通総研が出した「情報メディア白書2012」についての記事。
そこに、自宅におけるメディア接触の主要な場所の調査結果がありました。
なんと「寝室」が1位になっているではありませんか。
(この図はわかりやすいですね。人に説明する時は、こういった図を作らないといけませんね)


引用:「メディアの間取り図」から見える生活者の実態」より

リビングに滞在する時間ってかなり少なくなっていることがよくわかります。
そして、この「メディアの間取り図」の記事にはこんなことが書いてあります。

  パソコンの共有率は39%であった。1990年代半ばに「Windows 95」が発売され、
  パソコンの世帯普及が本格化したころには、パソコンはリビングに設置される
  「共有財」という位置付けだったが、低価格化やユーザー数の拡大に伴い、家
  庭内での台数も増加して、「共有財」から次第に「個人財」に移行しつつあると
  考えられる。

このことは、メディア接触がTVからPCに移り、そのPCも家族全部のものと
いう高価な時代が終わり、新しい時代が確実に入ってきたことを示す具体的
なデータのように思います。
(卒論などでも、電通総研に負けずこんな面白い調査をどんどんしていけると良いのでしょうけど)

生活者の変化は、世の中を変えるということ。
生活者、つまり自分たちの行動ですね、今後のことを考えていく上では、その
辺りをしっかりと見ていく必要がありそうです。

最後のもうひとつ。

新成人の頃に思い描く結婚観はなぜ打ち砕かれるか?」という記事が目に
とまりました。
やっぱり現実だよね・・・ということなのですが、その中で30歳の男性がこんなことを
語っていて強く興味をひかれました:

  僕が20歳の年は、同時多発テロ、いわゆる9.11が起こりました。一方、30歳に
  なった昨年は、3.11の年ですよね。両方とも衝撃的で人生観が変わるほどの出
  来事でしたけど、1つだけ違うのは、9.11のときは国内では小泉首相が就任した
  年で、『自己責任』が叫ばれていた時代だったのに対して、昨年は『絆』の大切さ
  が見直された年だったことです。9.11があった20歳の頃には、とてもじゃないけど
  結婚なんて考えなかったし、それより自分1人でどうやって生きていくかということ
  ばかり考えていました。

いや、実に興味深い。10年前は確かに「自己責任」の大合唱の時代でした。
絆や連帯などそんなことは全く出てこない時代でした。
それが今は大きく様変わり。
10年前に対する歴史の揺り戻しのようなものかもしれません。

最初の二つの記事とこの結婚の記事を結びつけるのもなんですが、自宅の中で
個別化していった生活者がリアルな人々と「つながり」をつけるのに、ソーシャルメディ
アは大変タイミング良く現れたツールだったのかもしれません。
要するに時代にマッチしていたということでしょう。

さて、これから10年は絆の時代となるのでしょうか?
ソーシャルキャピタルに重きをおく時代がしばし続くことになるんでしょうねぇ。
が、また10年経つと、揺り戻しが来るかもしれません。
その時のメディアはどういったものになるのでしょう?
まったく予測できませんが、しかしFacebookが10年ぐらいかけて大ブレークしたわけ
ですから、10年後の主要なメディアは今現在どこかで産声を上げているかもしれません。
そしてそれは10年後の社会状況にマッチするものでなければなりません。

ガリラボに生まれているといいんですけどね。^^;





0 件のコメント:

コメントを投稿