2012年4月24日火曜日

大学という地域の活性化に向けて

今日の朝刊の読者のひろばにはガリラボ10ゼミ生「森本」のガリボイスが
掲載されていたわけですが、朝刊4面にも二つほど大学の記事が出ていました。
新理事長についての記事です。特別講義を行うことが取り上げられていました。

なお、定例会見のことが紹介されていますが、この日の会見では、大学からは
十数項目が発表されました。
そのうちの二つが私が関わったものでした。
ひとつは学生GP制度。これについては、すでに先日比較的大きな記事として
取り上げてもらいました(こちら!)。

そして、もうひとつが今朝の記事に紹介されたLLCです。
新理事長の記事の横に紹介されていました。



2年前からメディアセンター長として仕事する中で、この施設のコンセプト作りに
私も参加させてもらっておりました。
メディアセンターということは、大学キャンパス内に学習空間を提供するわけで
すから、それがどういったことかを色々な文献で勉強していく中で、ラーニング・
コモンズという概念に辿り着きました。
そのコンセプトにかなり共感し(ガリラボのデザイン思想とほぼ同じなのです)、
是非ともこうしたコンセプトの学習空間があるといいなと思い、語学学習施設の
見直しを行っていく中で、メディアセンターの田中事務長とともに、周囲の皆さん
にこのコンセプトを浸透させていく作業を行っていきました。
とりあえずその啓蒙活動が功を奏し、予算化に向けた仕事が進行し(これにつ
いては私はスタートアップだけで具体的には関連する職員さん奮闘し)、そして、
具体化の場面では文学部のレイヴィン先生(&LLCスタッフ=LLA)が奮闘。
多くの方の努力が実を結び、LLCの竣工となったのでした。
発想の原点に、ラーニング・コモンズというのがあったので、これを是非付けて
ほしいと考えていて、最終的にLanguage Learning Commonsという名称に
落ち着きました。
で、私にとっては2年がかりの取組が、こうした形になったわけで、メディアセン
ターは離れましたが記事を読み嬉しい限りでした。

さて、私はこの4月からはキャリアセンターの仕事をしています。
こっちは私にとって古巣なので、メディアセンター以上に色々なことをやってい
きたいと思っていて、キャリアセンターの職員さんの支援の下、ガリラボやMO
REの学生たちともコラボしながら面白いことを企画・実践していければと思っ
ています。

協力というか、同じ土俵でキャンパスを活気ある場所にしていくよう対等の立
場でやっていきましょう。
大学とは、学生たちにとってはそこで生活する場(地域)に他なりません。
となると、こうした活動は地域活性化に向けた活動ということになります。
大学という場所での地域活動ならば、そこでは地域住民(学生)が土の人として
主体的にやっていくべきだと思います。私やキャリアセンターの職員さんは、
この時は風の人という立ち位置になるでしょう。
いかがでしょう。
難しいことはさておき、多様な学生たちを巻き込みながらやっていきたいなと
思っています。
協力をよろしくお願いします。m(_ _)m


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